協定書を手にする大久保市長(左)と、山本墨田区長

協定書を手にする大久保市長(左)と、山本墨田区長

 飯能市はこのほど、東京都墨田区と「墨田区と飯能市との災害時における相互援助に関する協定」を、墨田区役所内で締結した。

 この協定は、災害対策基本法に基づく災害が発生した場合、応急対策及び復旧対策に関して相互に援助協力し合う事を取り決めたもの。

 協定書の中身を見ると、災害発生時に、食料品、生活必需品、どちらかが必要と認めた物資等を相手方に供給援助を要請する事ができ、また、相手方に人員の派遣要請も可能。

 また、被災者を収容する事が、自己の自治体の施設だけでは困難な場合、相手方の施設に被災者を収容する事を要請できる。

 さらに、相手方に援助の必要性があると認めたときには、相手方からの援助要請を待たずに、自主的に援助する事も可能になる。

 援助に掛かった経費(輸送費含む)は、原則援助要請した側が負担し、額は双方の協議で決める。ただし、職員の派遣経費については、援助した側の負担となる。

 情報交換には特に留意し、協定に基づく援助が円滑に行われるように、定期的に情報交換を行っていくことも定めた。

 市と同区は、古くは江戸時代に度々発生した大火の折、飯能の入間川、高麗川から河口の隅田川まで、住宅再建のために西川材が運ばれた縁があった。

大久保市政になってから、祭りでの相互交流や、ふるさと納税返礼品などを通じて、行政間、市民間での絆が出来つつあった事が、今回の協定締結に結び着いた。

 締結式には、山本亨同区長、高野祐次副区長らに向かえられ、市からは、大久保勝市長と、今西規雄危機管理監ら市職員5人が出席した。

 この協定締結は、「平成29年、市長が選ぶ飯能10大ニュース」にも挙げられている。