「連携と創造」で地域発展 飯能商工会議所が賀詞交歓会

商工会館建て替えなどに協力を呼びかける矢島会頭

 商工業者らが新年の幕開けを祝う飯能商工会議所(矢島巌会頭)の賀詞交歓会が9日、ヘリテイジ飯能で開催され、飯能地方の経済界をリードする会員事業所や来賓など180人が出席し懇親を深めた。挨拶で矢島会頭は、「“連携と創造”を標榜しながら会員企業、地域の発展を目指し、元気と笑顔に満ちた地域になるよう努力したい」としたほか、老朽化している商工会館を平成31年以降の竣工を目途に建て替える計画について述べ、「今の建物を解体し、西川材を多用した新しい会館を建てたい。ぜひご支援をお願いしたい」と呼びかけた。

 年頭挨拶に立った矢島会頭は、国内外の情勢に触れ「経済面では、アベノミクス開始以来、丸5年が経過した。戦後2番目と言われているいざなぎ景気を抜いて成長していると言われている。しかしながら、いまだに個人消費は力強さに欠け、デフレからの脱却の道筋は見えてこないとも言われ、色々な問題が山積している」。

 そうした中、「商工会議所は今年も“連携と創造”を標榜しながら会員企業、地域の発展を目指し、積極的に各種事業を支援して参りたい。女性部、青年部の皆さんと力を合わせながら、当地域が少しでも元気と笑顔に満ちた地域になるように一生懸命頑張っていきたい」として、13回目を迎える「飯能ひな飾り展」、第4回「飯能・日高鍋まつり」、初開催の「飯能・日高ご当地グルメラリー」をはじめ、「震災復興元気市」「西川材フェア」「パンフェスタ」、近隣商工会議所との交流会などの事業を紹介した。

 また、「最後にお願いですが」と前置きし、商工会館の建て替えについて取り上げ、「現在の会館は昭和39年建設以来、54年が経過し老朽化が激しく、雨漏りやタイルが剥がれ落ちているほか、男女一緒のトイレ、体の不自由な人が2~3階に上がれないなど、不都合な点が多々ある。今の建物を解体し、西川材を多用した新しい会館を建てようと決定している。飯能を代表する皆様に、ぜひご支援ご協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 その後、大久保勝市長、野田直人市議会議長、内沼博史県議が登壇し、次々に新年の幕開けを祝った。また、講演として飯能信用金庫の大野孝男理事長が講師となり「最近の金融経済情勢と地域経済について」と題して、地域産業の動向、人口の推移と見通しなど、分析データを示しながら解説した。

 閉会後は引き続き懇親祝賀会が開かれ、出席者たちは細田吉春顧問の音頭で乾杯、テーブルを囲んで親睦を深めた。