はしごの上で妙技を披露する組合員

はしごの上で妙技を披露する組合員

 飯能鳶土建組合(奈良広次組合長)による新春恒例のはしご乗りが6日、飯能消防団の出初式会場となった市役所駐車場など市内10か所で行われ、鳶職人たちが高さ6・5メートルのはしごの上で伝統の妙技を披露した。

 法被姿の組合員たちは、年末にマダケを切って製作したはしごをぐるりと囲み、「鳶口(とびくち)」と呼ばれる道具で固定。

かつて職人たちが材木を運び出す際に歌った木遣り歌(きやりうた)や、火消しを兼ねていた職人が出火場所を示した纏(まとい)振りに続き、3人の乗り手が交代ではしごに登り、火災現場を探す「遠見(とおみ)」や「枕邯鄲(まくらかんたん)」などの技を披露。軽快な身のこなしに見物人からは大きな拍手が沸き起こった。

 奈良組合長は「乗り手の数は減っているが、今年も多くの人に喜んでもらえた。1年の無事を願い、いい年になるよう我々も頑張りたい」と話した。