飯能地方の新年最初の一大行事となる第16回「奥むさし駅伝競走大会」が1月28日に開催される。

 高校の部74、一般の部156の計230チームがエントリー。昨年7月に国道299号バイパス台飯能工区が開通したことに伴い、今大会から往路は新道、復路は旧道を使用するコースへと変更となる。

 各大会で活躍する高校勢や大学勢、社会人など全国から多彩なチームが飯能に集まり、昨年末の全国高校駅伝で優勝した佐久長聖(長野)や、防府マラソンで優勝し東京五輪代表選考会への出場権を獲得した県庁の川内優輝選手(30)、そして前回大会で活躍した駿河台大や聖望ら地元勢の走りなど見どころ満載。

 選手たちは午前9時の号砲を合図に東飯能駅西口を一斉にスタート、西吾野駅前を折り返し、銀座通りでゴールする38・6キロ、高低差が最大120メートルの起伏に富んだ山岳コースでデッドヒートを繰り広げる。

 飯能市が主催し、同市教育委員会、同市体育協会が共催、同駅伝実行委員会、飯能陸上競技協会が主管。

 高校の部は、前回優勝を飾った中越(新潟)、2位の花咲徳栄、3位の埼玉栄、4位入賞を果たした聖望、そして、昨年12月24日の全国高校駅伝を制した佐久長聖に注目が集まる。このほかにも東京実業、東京農大三など強豪が名を連ね、地元勢では、前回4位の活躍を見せた聖望に期待が高まるほか、飯能南、飯能、自由の森が力走を誓う。

 一般の部は、前回2位の警視庁、3位入賞した地元の駿河台大、4位のコモディイイダを筆頭に、地元の古豪として知られる新電元工業、大学勢では日本体育、帝京、関東学院、亜細亜、武蔵野学院、立教、一橋などが出場。特に前回3位だった駿大は、2選手が区間賞の走りを見せ3区までトップを走り、レース序盤を大きく盛り上げた。今年も好成績が期待されている。

 また、飯能・日高の地区体育協会による地区対抗の部には、加治、高麗、高根、高麗川、第二、武蔵台横手台、精明、原市場の体育協会が出場する。

 注目選手といえばやはり、埼玉県庁走友会Aのメンバーとして1区に出場予定の川内選手。昨年12月17日の防府マラソンで2時間10分3秒で優勝し、東京五輪マラソン代表2枠を決めるグランドチャンピオンシップの出場権を獲得するなど、「最強の公務員ランナー」の話題は尽きない。奥むさし駅伝には過去5回出場し、6区、4区、5区、2区で区間賞を獲得。昨年は3区に出場したが大会前に体調を崩すなど実力を発揮できず区間9位に終わった。改めて「全区間で区間賞」を掲げ、今回は花の1区に登場する。

 当日は午前8時15分に東飯能駅西口ロータリーで開会式を行った後、同9時に号砲。各チーム6人のランナーがタスキをつなぎ、各中継所のトップ選手到着予定時間は▽第1中継所=午前9時29分▽第2中継所=同46分▽第3中継所=同59分▽第4中継所=10時12分▽第5中継所=同27分▽フィニッシュ=10時55分。午前8時から正午にかけて東飯能駅から正丸トンネル間を中心に交通規制が行われる。

 表彰式・閉会式は午後1時から市役所別館駐車場で行われ、高校の部は8位まで、一般の部は10位まで、地区対抗(飯能・日高市内の地区体育協会対抗)は3位まで表彰、各区間の最高記録選手に区間賞が贈られる。また、閉会式終了後には豪華賞品が当たる抽選会が行われる。