市民の意識より高まる ごみ処理量が減少

 飯能市クリーンセンター(下畑)の平成28年度における一般ごみと、びん・缶・プラスチック類など資源ごみの処理量は、合計で約2万3621トンとなり、27年度と比較して約400トン減少した。

 一般ごみは、可燃・不燃・粗大ごみの3種類、資源ごみはびん・飲料缶・紙類・布類・ペットボトル・プラスチック類の6種類に分類、それぞれ処理されるが、28年度についてはこれらすべての項目で処理量が前年度よりも減少した。

 平成27年度の一般ごみの処理量は約1万9226トンで、28年度は約1万9011トンとなり、前年比約215トンの減。また、資源ごみについては27年度で約4795トンだったものが、28年度は約4610トンと、約185トン減った。

 同センター内資源循環推進課は、市民のごみ排出量が減少したことについて、「クリーンセンターで処理方法を変更したとか、そういうことではなく、処理量が減ったのは市民の皆さんの間でごみ減量、リサイクル、リユースが浸透してきた証と思う」と話している。