日高市議会(森崎成喜議長)9月定例会で平井久美子議員(みんなの会)に対する議員辞職勧告決議が可決されたことを受け、平井議員と同会派の田中まどか議員が所属する市民団体「みんなの会in日高」の廣川千惠子代表は、森崎議長宛てに抗議文を提出した。

 今回の平井議員に対する議員辞職勧告決議の理由は「平井議員が発行した市議会通信の内容に事実誤認に基づく記事の掲載があり、議会と議員の名誉を損なわれた」「先例集で定められた事項のうち、納得できない事項は守れないとの発言があり、議会軽視で市民を代表する議員を冒とくするもの」という内容。採決の結果、賛成多数で可決された。

 同決議に対する抗議文では「議会における異なる意見を数の力で排除しようとするものであり、到底納得できるものではない」「彼女の意見・活動に賛同し、選挙において自分たちの代弁者として議会に送り出してきた多くの市民に対する暴挙」などとしている。

 同会は、「女性を意思決定の場に」と日高市議会に女性議員を送り出す活動を続け、定例会ごとに年4回、会報「みんなの声」約1万5000部を市内にポスティング。平井議員、田中議員は会派「みんなの会」として活動している。

 抗議文の内容は次の通り。

 【「平井久美子議員に対する議員辞職勧告決議」に対する抗議】

 9月議会において平井久美子議員に対する議員辞職勧告決議案が緊急動議という形で提出され、その場で採択されました。

 私どもは、「議員辞職勧告」という大変に重い決議をするには、それ相当の理由が必要であると考えています。一般的にはセクハラ、政治資金問題、飲酒運転など法にふれる行いがあり、議員である前に社会人として問われるような場合と認識しています。

 今回のような議会運営や議員活動のあり方に対する見解の相違に対して議員辞職勧告決議が採択されたことは、議会における異なる意見を数の力で排除しようとするものであり、とうてい納得できるものではありません。

 また、今回の議員辞職勧告決議は平井久美子議員個人の問題にとどまらず、彼女の意見・活動に賛同し、選挙において自分たちの代弁者として議会に送り出してきた多くの市民に対する暴挙と言わざるを得ません。

 よって、この度の平井久美子議員に対する議員辞職勧告決議は不当なものであり、みんなの会in日高を代表して強く抗議いたします。