初秋の巾着田を彩るマンジュシャゲ(写真は昨年)

初秋の巾着田を彩るマンジュシャゲ(写真は昨年)

 昨年、日高市の花に追加指定されたマンジュシャゲの群生地「巾着田曼珠沙華公園」で、16日から10月1日まで、「巾着田曼珠沙華まつり」(日高市観光協会・同市商工会主催)が開催される。まつり期間中、会場では物産品やご当地グルメの販売、ステージイベントのほか、栗フェスティバル、コスモスまつりなどが行われる。今年は8月中の長雨が開花時期にどのような影響を及ぼすか気になるところ。関係者からは開花時期が早まるのではないかとの予想もある。

 巾着田は日本有数のマンジュシャゲ群生地として知られ、その数は現在約500万本と推定。市は、マンジュシャゲが同市をイメージする花として市民や観光客の間で定着していることから、昨年、既存の市の花「ハギ」に加えて追加指定し、「市民の日」となる10月1日に告示した。

 マンジュシャゲは夜間の気温が下がることによって花芽を伸ばし、発芽から1週間程度で開花する。

 過去3年間は比較的開花が早く、9月の彼岸を中心にピークを迎え9月中には花を閉じたが、過去を振り返ると残暑が厳しかった年は開花が遅れ10月に入ってから最盛期を迎えたことも。

 今年は8月中の天候不順がどのような影響を及ぼすか不明だが、関係者の間では、このまま気温が下がれば開花が早まるのではとの見方もある。

 開花期間中は入場料300円(中学生以下無料)を徴収しており、昨年はマンジュシャゲの開花期間中、有料入場期間となった9月16日から同30日までの15日間に9万8393人(無料券使用含む)が来場した。

 昨年は開花期間中の約半数が雨に見舞われたことから、来場者数は前年(13日間・13万8170人)に比べ、3万9777人減少した。

 今年も開花状況に合わせて有料期間が設定される。9月23、24日の2日間は渋滞緩和を目的としたシャトルバスを運行し、埼玉女子短期大学の学生がバスガイドとして観光名所やまつり出店物を紹介する。

 まつり会場では飲食店・物産販売店が出店するほか、市民グループなどが郷土芸能などを披露するステージイベントが休日を中心に行われ、同時期に巾着田内で見頃を迎えるコスモスをアピールする「コスモスまつり」も開催される。

 9月24日には市の特産品となるクリをPRする「ひだか栗フェスティバル」が行われ、クリを使った商品を扱う和・洋菓子店などが出店し、バラエティに富んだ商品を販売するほか、スタンプラリー、クイズ大会、栗むき実演会、栗拾い大会などのイベントを計画している。