デッキ部分が特徴的な新「宿橋」

デッキ部分が特徴的な新「宿橋」

 架け替え工事の行われていた飯能市の坂石町分と長沢を高麗川を跨いで結ぶ宿橋の工事が完了し、開通式が行われた。

 新しい橋にはハイカーや住民などが立ち止まってゆったり景色を眺めることが出来るようデッキ部分を設けるなど工夫を施した。

 坂石町分、下長沢両自治会主催による開通式には、大久保勝市長、地権者の石田宜雄さん、北條治夫坂石町分自治会長、加藤恵司下長沢自治会長、吾野保育所、西川小学校、吾野中学校の児童生徒が参加し、テープカットや渡り初めが行われた。

 旧橋は昭和38年に架設。建設から45年ほどが経過した平成19年の調査により老朽化が著しいことが分かり、新しい橋の建設に向け動き出した。

 同21年度に測量を実施し、架け替えの予備設計や詳細設計、設計の一部修正を経て新しい橋の形を決定。同27年11月から旧橋を撤去し、新しい橋台、橋脚を作る下部工の工事を行い、翌年度から上部工、舗装工事などを行った。工事は地元業者の金子組が施工した。

 新しい橋は、歩行者・自転車道として設計されており、橋の長さは35・6メートル、幅員は3・8メートル。橋中央部のデッキ部は幅6・8メートル。

 このデッキ部分は、同地域へハイキングに訪れた人や住民らが立ち止まって景色を眺めることが出来るよう設置したもの。

 開通式は浅見鉄工横の広場で行われ、大久保市長が「皆さんが積極的にこの橋を使うことが、橋の架け替えに尽力した人々へのお返しになる」などと挨拶し、建設部の天野佳洋部長が架け替え事業の経過について報告した。

 その後、場所を宿橋へ移動し、同市長、石田さん、北條自治会長、加藤自治会長がテープカット。酒や塩で清めた後、児童生徒とともに渡り初めを行い、開通を喜んだ。