街頭演説に耳を傾けた有権者と握手を交わす長谷川候補

街頭演説に耳を傾けた有権者と握手を交わす長谷川候補

野口市議の応援演説に感謝の握手を求める大久保候補

野口市議の応援演説に感謝の握手を求める大久保候補

旧知の住民と握手する椙田候補

旧知の住民と握手する椙田候補

▽長谷川順子候補

 市長選もいよいよ終盤。長谷川順子候補(44)=無所属(共産推薦)・赤沢=は5日、名栗や地元の原市場、双柳周辺の市街地など10か所以上で演説。涼しげでカジュアルな装いに身を包み、子育てや福祉の充実、選挙を通じての市政への参加を繰り返し呼び掛けた。

 「ムーミンの国・フィンランドでは、国が先頭に立って子育て世代を応援している。手厚い福祉の背景には、子育て世代の積極的な政治参加がある。選挙で政治が決まる。政治が決まるということは、皆さんの未来が決まるということ。ぜひ、選挙に行って下さい」。

 推薦団体「住みよい飯能市をつくるみんなの会」の会長を務める杉田実さん(69)=中山=は、平成21年に市長選に立候補。4候補の争いで当時の現職に敗れたが、2番手となる7291票を獲得した。

 「あれから8年が経ち、志を同じくする人が立ち上がってくれたことが嬉しい。子育て中の母親の視点やさまざまな活動を通じて得たつながりが大きな輪を広げている」と期待を込める。

 街頭活動最終日の8日は午前10時に新町の前田公園での演説、午後4時から商店街でのパレードなどを予定している。

▽大久保勝候補

 大久保勝候補(64)=無所属(自民・公明推薦)・下名栗=は、蒸し暑さが戻った5日、西部山間地区の吾野・東吾野から、東部地域の大規模商業店の計4か所を東奔西走し、変わらぬ支持を訴えた。

 ベルク飯能緑町店前駐車場では、夕方の買い物に引っ切り無しに訪れる市民に支援を呼び掛け、応援に立った中元太市議会副議長は、「日が昇り始めて来て、飯能に光が当たり始めたのが、この4年間だとしたら、次の4年間は飯能市民の真上に太陽が昇って本当に隅々まで光が届く」と、大音量で投票を呼び掛け。

 大久保候補は「財政が苦しい、これは言い訳。やる気がなければお金は稼げない。そのためには、人に任せず市長が率先して現場に行き大汗をかいてお金を稼ぐ。福祉も大事、道路も大事、建築も大事、全てが大事、飯能市を一番の市にするには、お金が稼げる市長でなければ、消滅可能性都市どころか消滅都市になってしまう。何もやらない市長は、大失敗な市長」などと声を枯らし行動力をアピールした。

 最後に、大津力、野口和彦、関田直子3市議が音頭を取って「エイエイオー」と檄を飛ばし盛り上げた。

▽椙田博之候補

 江戸の古きまちなみを今に留める坂石町分の「吾野宿」に5日午前、改革派を自認する椙田博之候補(53)=無所属・川寺=の力強い声が響き渡った。

 前日の名栗地区に続いての山間地域入り。遊説車が先行的に街宣し、ややあって、乗用車で椙田候補と間柴新作後援会長(43)が現地に。演説場所は、県の歴史的建造物に指定された由緒ある民家前だ。

 「今回の選挙は、飯能市の未来を決める大切な選挙。尽きることのない熱い情熱を持った椙田博之だからこそ、この飯能市を変えることができる。どうか、力を貸してほしい」。間柴会長の挨拶後、椙田候補がマイクを握った。

 椙田候補は、「飯能市は、今の状態でいけば、数年後には夕張と同じようになってしまうのではないかと危惧している。特に山間地。山間地を何とかしなければ、飯能の発展はありえない。ではどうすればよいのか」と投げかけ、「考え方、条例、法律、そういった今の行動が制限されてしまう、そういったものをもう一度見直す。改革派の私の感覚をもって、一番重要な根っ子の部分を改革していけば、必ずこの飯能は変わる」と持論を展開した。