約5500人が来場したフェア初日(12日)

約5500人が来場したフェア初日(12日)

 飯能市とその近隣、遠くは秋田、愛知、長野、群馬、茨城からの陶芸・木工など工芸作家が、自慢の作品を持ち寄って展示・販売する、第6回「飯能ものづくりフェア」(同ものづくり実行委員会主催)が、12日から14日まで天覧山下の中央公園で開かれた。

 3日間の来場者数は、前回を約2000人上回る過去最高の約1万7000人(主催者調べ)。開幕初日は、初夏を思わせるような天候に誘われ、平日にも関わらず、約5500人が買い物に訪れた。

 13日は一日中の降雨、14日は今にも雨が降り出しそうな曇天と、商品販売の屋外イベントとしては生憎の空模様で、出店者を心配させたが、最終日の14日にはそれを払拭するかのように約1万人が入場、それぞれの地域を代表する多彩な工芸作品や飲食を堪能し、関係者を喜ばせた。

 今年は、飲食含め過去最多の91店(当初92店舗が参加表明したが、1店舗が取り止め)が参加して開催。ブースは、飯能を中心とした陶芸、木工、金工、ガラス、染色、織物、布工芸、皮工芸、竹工芸、切り絵、アロマクラフトなどの70店と焼きそばやアイスクリーム、うどん、大福、ラーメンなどの飲食・お土産の21店舗。

 各出店ブースは、芝生広場に東西方向7列で配置、買い物客は各店舗間を縫うようにして、商品を眺め、気に入った商品を見つけると手にとって品定めをするなどした。

 会場の東端に設けられたステージでは、ギター・ピアノ弾き語り、ジャズ、ボサノバ、ロック、昭和歌謡曲などが披露。また、出店者によって設置された竹トンボ、コサージュ、ゴム鉄砲、キーホルダーなどの手作り体験コーナーへの参加者も目立ち、手作りの味わい深さや仕上がった時の達成感を味わっていた。

 実行委員長の山田直行さん(68)は「13日は雨にも関わらず、傘を差して足を運んで頂き、本当に感謝しています。14日はスタッフがお昼ご飯も食べられないほど、大忙しでした」と、会場を訪れた大勢の来場に感謝し、各種団体の協力、後援について謝意を示している。

 会場には、大久保勝飯能市長、内沼博史県議、奥むさし飯能観光協会の柏木正之会長、飯能商議所の矢島巌会頭、飯能信用金庫の町田知可雄理事長(代理)らが駆け付け、回を増すごとに規模が拡大する県西部地域では稀有な工芸作家たちの催しを祝福するとともに、一層の発展を期待した。

 同フェアは、飯能における春の「さくらまつり」と、「川開き」以降の夏の各種観光イベントまでの間を埋める民間レベルの一大工芸品展示・即売祭り。飯能市、奥むさし飯能観光協会、飯能商工会議所、豊島区、秩父市、西武鉄道、国際興業、文化新聞社ほかが後援した。