五輪への出場が期待される北里(右)、藤島選手

五輪への出場が期待される北里(右)、藤島選手

 2020年の東京五輪への出場や活躍が期待できる有望選手を、埼玉県が総合的に支援する「彩の国2020ドリームアスリート」に、飯能市を拠点に活動するホッケーチーム「アルダー飯能」に所属する北里謙治選手(27)と、飯能南高校3年生で男子ホッケー部に所属する藤島来葵選手(17)が選ばれた。

 さいたま市文化センターで認定書交付式が行われた。県は3年後の東京五輪に向け、昨年度から五輪への出場が期待できる埼玉県の選手をドリームアスリートとして認定し、県が遠征費や合宿費などの経済的な支援と、スポーツ科学の観点から栄養やメンタルを含めて競技力の向上をサポートしている。

今回選ばれた北里選手は熊本県の出身。小学生の頃に地元のスポーツ少年団でホッケーを始め、才能を開花。中学、高校と全国大会で活躍し、強豪校として名高い山梨学院大学へ進学した。現在は飯能市役所スポーツ課に配属され、アルダー飯能に所属しながら、日本代表選手として活躍している。

 前々回のロンドン五輪予選、前回のリオデジャネイロ五輪予選に出場。五輪出場の夢は叶わなかったが、存在感のあるプレーでチームをけん引した。

 今回ドリームアスリートに選出されたことについて「これまでやってきたことが認められて選ばれたと思うので、しっかりと結果を残せるように取り組みたい。また、五輪には男子ホッケーチームは長年出場出来ていないので、東京五輪にしっかりと照準を合わせ、県から頂いく支援を支えにしてトレーニングに励みたい」と闘志を燃やす。

 藤島選手もホッケーと出合ったのは小学生の頃だった。県ホッケー協会が主催する教室に参加したことをきっかけに始めた。飯能第一中学校に入学、飯能ジュニアホッケークラブで腕を磨き、現在は飯南男子ホッケー部の主将としてチームをまとめている。

 今年の春に行われた全国高等学校選抜ホッケー大会にも出場し、前年の成績を大きく超え3位に入賞。個人では優秀選手にも選ばれた。

 また、U-18日本代表に選ばれており、今月末にはU-21の選考会が控えている。

 「メンバーに選ばれたと聞いたときはあまり実感がなかったが、色々な競技のトップレベルの選手と同じ位置に立たせてもらえたという実感が段々と湧いてきた。今回の認定に恥じないようなプレーヤーになりたい」と決意を語る。

 そして2人はホッケーに熱中出来る環境に感謝し、「プレーで恩返しし、飯能を盛り上げていきたい」と話している。