市議終わったら市長選 6月1日に立候補予定者説明会

 7月2日告示、9日投開票の任期満了(8月7日)に伴う飯能市長選挙の立候補予定者説明会は6月1日、市役所5階第4委員会室で午後1時半から行われる。

 同市長選挙には、これまでのところ、現職大久保勝市長(64)=下名栗=と、今市議選への6期目出馬を見送った市議の椙田博之氏(53)(5月4日まで任期)=川寺=の2人が立候補を表明している以外、他にめだった動きは見られない。

 第三極の存在になると思われていた市議の加涌弘貴氏(59)については、後援会の引き留めによってか、市政舵取り役への挑戦を断念、市議継続を選択した。

 大久保市長は、3月議会での2期目への意欲を問う中元太議員(46)(公明)の一般質問で「来期も市政のために大汗をかきたい」と2選へ向けての立候補表明を行い、一方の椙田氏については同市長の表明を受ける形で、「住民満足度の高いまちにしたい」と、初出馬を決意した。

 椙田氏は、平成25年の前回市長選挙で大久保後援会の選対本部長を務めた、選挙参謀。当時は蜜月の関係だったが、その後、袂を分かち、野党的ポジションに立ち位置を変えた。

 市長選立候補届出の受付は7月2日、市役所5階第2委員会室で午前8時半から午後7時まで。開票は9日午後9時10分から飯能第一小学校体育館で行われる。