任期満了に伴う飯能市議会議員選挙は、いよいよ、16日告示され、7日間の舌戦に突入する。

 定数19に対して、現職17人、新人9人の計26人が立候補の意思を表明している。党派別では、共産4人、公明3人、民進1人、日本維新の会1人、保守系無所属16人(自民推薦8人、その他8人)、党派色のない無所属1人。

 今回の選挙戦は、7人もの落選者が出る厳しい戦いになるが、推薦も含めて主要政党が5党出そろい、政党の選挙・応援活動が、市民の投票行動にどういった影響を及ぼすのかも分からず、注目点の一つ。有力とされる新人が数多く、実績を重ねた現職も危機感を持って告示前から精力的に動いている。

 予想される立候補予定者は、現職が、栗原義幸(1期、川寺)、中元太(1期、落合)、大津力(1期、飯能)、野口和彦(1期、前ケ貫)、滝沢修(4期、岩沢)、山田利子(5期、八幡町)、新井巧(5期、井上)、金子敏江(6期、大河原)、内田健次(2期、原市場)、平沼弘(2期、南川)、加藤由貴夫(4期、新町)、砂長恒夫(4期、飯能)、鳥居誠明(4期、緑町)、松橋律子(5期、永田)、加涌弘貴(5期、美杉台)、野田直人(6期、飯能)、武藤文夫(9期、双柳)。(議席番号順、敬称略)。

 新人が、新井重治(岩沢)、木藤達哉(柳町)、坂井悦子(川寺)、関田直子(岩沢)、高橋道雄(中藤下郷)、田島亘(征矢町)、永山隆(美杉台)、パタソンひとみ(平戸)、宮倉一夫(上畑)の9人。(50音順、敬称略)。

 同市では、任期満了に伴い、7月2日告示、9日投開票の飯能市長選が行われる。現在、現職の大久保勝市長が再選出馬表明し、椙田博之市議が名乗りを挙げているが、3か月前に投開票が行われる市議選の結果いかんによっては、市長選の構図が大きく変わる可能性があり、市長選を視野に市議選を戦っている立候補予定者や後援会関係者も少なくない。

 しかし、当選が有力視される立候補予定者は10人強程度で、残り9枠程度を16人で争う熾烈な選挙戦が展開され、誰にも当落の可能性があり、立候補予定者の多くは、目前の市議選を勝ち抜くことに精一杯で、市長選のことまで考えられないのが実情。

 「今度ばかりは、読めない」「地域性も崩れかかり選挙が変わってきている」「手応えは分からない」という声が多く聞かれる。

 立候補届出の受付は、飯能市役所別館2階会議室で午前8時半から午後5時まで行われる。23日の開票作業は飯能第一小学校体育館で午後9時10分から始まる。最初の中間発表は60分後の同1010分、以後30分おきに発表される。前回平成25年、最終確定が出たのは同1159分。

 市選挙管理委員会では、少しでも早い開票作業を目指しているが、前回よりも立候補予定者が一人多く、接戦が予想されるため、深夜まで一喜一憂する陣営が数多く出るものと推測される。

 3月2日現在の有権者数は、男3万4144人、女3万4656人の合計6万8800人。

 過去3回の市議選の有効投票者数は、3万3242人から3万3572人までと、ほとんど変化していないが、投票率は5824%(平成17年)、5368%(同21年)、5032%(同25年)と回を重ねるごとに下がっている。激戦の市議選が、どこまで市民の関心を呼び、投票率の上昇につながるかも、注目点の一つで、投票所に足を運ぶ有権者が増えれば、結果を大きく左右するものと思われる。