秀常寺の井上副住職による読経が行われた

秀常寺の井上副住職による読経が行われた

 飯能市岩沢の国道299号線沿いにある「六道交通安全地蔵尊」の第42回慰霊祭が1日に行われた。同地蔵尊は299号線で交通死亡事故が多発していたことを受け、昭和51年に地元の有志8人による「飯能六道交通安全地蔵尊会」(岸村時夫会長)が建立したもの。出席者は、交通事故犠牲者の冥福を祈ると共に、交通無事故を祈願した。

  昭和42年に六道地区に国道299号線が開通して以降、毎年交通事故死が多発していたのを受け、地元有志8人が発起人となり、市内の会社や商店、個人など257人から約500万円の寄付を集め建設。同51年3月に完成し、翌月の春の全国交通安全運動週間の初日に除幕式と慰霊祭を実施した。その後、毎年飯能署管内の物故者を祀っている。

 秀常寺の井上一巳副住職が読経し、会員をはじめ来賓として大久保勝市長、湯本賢飯能署長、金子堅造飯能地方交通安全協会長、市議会議員、地元自治会長らが出席し、一人ずつ焼香した。

 その後、岸村会長が「昨年は、交通事故により飯能署管内で9人の方が亡くなっている。中には未来のある若い方もいた。本日、その9人の方もお祀りした。交通事故で亡くなるというのは、大切な命が突然なくなるということ。何としてもその交通事故を減らすため、これからも努力していく」と挨拶。

 続いて湯本署長は、6日から15日までの期間実施する春の全国交通安全運動に触れ、「警察としても、悲惨な事故を1件でも減らせるよう努力していく。ぜひ皆様の力をお借りし、連携して取り組んでいきたい」と呼び掛けた。