飯能市選挙管理委員会(浅見有二委員長)は27日、8月7日の任期満了に伴う同市長選の日程を7月2日告示、同9日投開票とすることを決めた。

 同市長選に向けては、再選を目指す現職大久保勝氏(64)=下名栗と、4月23日投開票が行われる市議選には出馬しない現飯能市議(任期は5月4日まで)の椙田博之(ひろし)氏(53)=川寺の保守系2人が既に立候補表明している。

 大久保氏は、「女性と子どもにやさしいまちつくり」を標榜し、来年秋、宮沢湖周辺にオープンが予定されている、ムーミンのテーマパーク「メッツァ」の誘致に成功するなど4年間の実績をアピールし、市議会3月定例会の中で再選出馬を表明。

 一方、椙田氏は市議を5期20年務め、議会改革に取り組み、地方分権時代に対応した議会のあり方や議会機能の強化などについて調査研究する市議会の議会改革特別委員会委員長として能力を発揮し、3月定例会の中でその成果を最終報告している。

 前回25年の選挙では、椙田氏は、大久保氏を支え、大久保氏の勝利に貢献している。今回は、今のところ、他に名乗りを挙げた人がおらず、保守系のかつての盟友が雌雄を決する一騎打ちの構図になっている。

 前回は、大久保氏が1万9696票を獲得し、4選を目指した沢辺瀞壱氏を約2000票差で破り初当選している。

 立候補予定者説明会は6月1日、午後1時半から飯能市役所本庁舎5階で開かれる。市長選までには、4月23日に投開票が行われる同市議選を挟んで、まだ時間がある。思わぬ候補が名乗りを挙げる可能性もあり余談を許さない。

 3月2日現在の有権者数は、6万8800人(男3万4144人、女3万4656人)。