共産党飯能市議団(金子敏江、滝沢修、山田利子、新井巧議員)は22日、東京都福生市などに広大な敷地を持つ米軍横田基地への配備が決定している垂直離着陸輸送機「オスプレイの飛行中止を求める要請書」を大久保勝飯能市長に提出した。

 平成29年は、空軍所属のCV22オスプレイが、同基地に配備される年。配備に向けた整備がほぼ完了し、同機の飛行訓練が頻繁になったとして、この日要請を行った。

 市議団4人が、市役所内で、大久保勝市長宛の要請書を代理で出席した上良二副市長に手渡した。 

 要請書は、「飯能市上空では、通過、旋回、夜間飛行訓練、危険だといわれるエンジンナセルのモード切替が度々確認されている。米軍は、危険なモード切替は住宅街では行わず、基地内で行うと約束している」と、米軍が日本政府との約束を反故にしていると指摘。

 また、「飯能市上空では、C130輸送機の飛行訓練が編隊を組んで低空で日常的に行われおり、米軍資料によれば横田基地の訓練飛行ルートは9本あり、そのうち6本が市内上空を通る」と、危機感をにじませ、「アメリカ国内では、国内法で住民の安全・飛行高度や環境に配慮が加えられるのに、日本国内は無法状態。飛行訓練を中止するよう国と米国に申し入れる」と、強く要請した内容。

 要請を受けた上副市長は、「私のうちの方も飛ぶようになっています。行動が頻繁になっており、相当数の飛行があると考えられます。

 市民生活を守らなければならないというのが我々の立場。市民生活に支障をきたすような事が起きたら大変なこと。重大な問題としてとらえ、近隣自治体とも調整し基地対策協議会に、この要請書を挙げます」と、すぐに対応することを約束した。

 この申し入れの席上、飯能市上空での米軍機の訓練飛行が、最近頻繁になっていることが話題になった。

 3月市議会の中でも、オスプレイについて一般質問した滝沢修議員は、「私は、午後9時20分の夜間訓練も確認した。当初は演習場との往復で飛行するだけと思われたが、市内上空で訓練が行われている。非常に問題」と危機感を顕わにした。