児童たちにアドバイスを送る地域の先輩(写真は猪俣さん)

児童たちにアドバイスを送る地域の先輩(写真は猪俣さん)

 卒業を迎えた日高市立高根小学校(小鹿野敬巳校長)の6年生50人が、「人生の先輩から学ぶ会」として、高麗神社の高麗文康宮司、日高市商工会長の猪俣利雄会長、高根小初代校長の森田良久さん(飯能市苅生)の3人から話を聞いた。

「卒業というのは、次の目標を定める節目の時。地域の先輩たちからの貴重なアドバイスを子どもたちに贈ることができたら」と、小鹿野校長。

 2日間に分けて3氏を学校に招き、高麗宮司は「地域を愛する心の大切さについて」として、高麗郡建郡1300年の歴史を紐解き、地域の礎を築いた先人への感謝、そして、地域や人々を「愛する」というのは心だけではなく行動に移すことが大切とし、自分ができることを探して行動して欲しいと説いた。

 商工会の猪俣会長は、「進路選択をするにあたって大切なこと」として、市内の商工関係の話に始まり、国際社会で英語を学ぶことの必要性や、これからは再び職人の技術が見直されるのではないか、また、「人生に乗り越えられない壁はない」として、夢のままではなく、目標にすると実現に近づける、などと助言した。

 初代校長を務めた森田さんは91歳となった今もかくしゃくとし、「開校当時の思い出」として、当時の学校の様子や校章や校歌の由来などを振り返り、地域の未来を担う子どもたちを激励。児童たちからは校歌の合唱をプレゼントされ、目を細めた。