25日から運行開始となる「S-TRAIN」

25日から運行開始となる「S-TRAIN」

 西武鉄道(本社・所沢市)と東京地下鉄、東京急行電鉄、横浜高速鉄道は25日から、土曜・休日に西武秩父~元町・中華街間、平日に所沢~豊洲間で有料座席指定列車を運行する。

 西武鉄道の新型通勤車両4000系を使用し、愛称は「S-TRAIN」。

 運行開始日となる25日には飯能駅で午前8時50分から、元町・中華街行の一番列車の出発式が開かれ、テープカットや地元囃子保存会による祭囃子の演奏などが行われる。

 「S-TRAIN」の愛称は、通勤・通学、観光など様々なシーン(Scene)に、全席指定で座れる座席(Seat)で、乗り換えのない直通運転(Seamless)の3つの「S」にから名付けられた。

 車体は、西武線沿線の風景を感じさせる緑と青をイメージしたカラー。シートに特徴があり、通勤車両のロングシートと進行方向を向くクロスシートに切り替えが可能。クロスシート時には、座席下のペダルにより向かい合わせにすることもでき、座席背面にドリンクホルダとフック、2座席の窓側にコンセントを用意した。

 また、紙の中吊り広告を廃止し、17インチディスプレイを使った「Smileビジョン」をドア上部や天井部分に配置。空気清浄機の「プラズマクラスター」を搭載するほか、Wi-Fiアクセスポイントも設置している

 このほか、「パートナーゾーン」として車いすやベビーカーでの乗車や、大型のスーツケースなどを持っていても快適に過ごせるスペース、車いす対応の多目的トイレが設けられている。

 料金は通常運賃のほかに指定料金がかかり、飯能駅~元町・中華街の場合は指定料金860円。土曜・休日運行は飯能駅発が午前9時18分と午後5時50分、元町・中華街発が午前7時1分、午後4時55分、同7時55分(所沢止まり)。飯能~元町・中華街の所要時間は最短で1時間35分。

 運行開始日の25日は、飯能駅、元町・中華街駅、西武秩父駅の3駅で出発式や到着歓迎イベントが行われる。

 飯能駅では9時18分発の「S-TRAIN2号」の出発に合わせ、午前8時50分から大久保勝市長や鉄道関係者の挨拶、地元囃子保存会による祭囃子演奏、テープカット、飯能駅管区長による出発合図、マスコットキャラクター「夢馬(むーま)」による見送りなどが行われる。