21種のアツアツ鍋でお迎え 第3回飯能・日高鍋まつり

飯能・日高を代表するB級グルメ、飯能すいーとん(上)と高麗鍋(下)
飯能・日高を代表するB級グルメ、飯能すいーとん(上)と高麗鍋(下)

 飯能すいーとん、高麗鍋を筆頭に工夫を凝らした21種類の鍋がずらり──。日高市の巾着田で19日、飯能市・日高市賑わい創出連携事業協議会(柏木正之会長)主催の第3回「飯能・日高鍋まつりin巾着田」が開催される。

 「歩いて、見て、食べて、楽しんで」を合言葉に飯能・日高の観光活性化を図る同協議会の目玉イベント。寒い季節にピッタリのアツアツ鍋で集客を図り、飯能・日高の魅力をPRしようと、平成27年から巾着田を会場に開催している。

 3回目となる今回は、飯能11店舗、日高10店舗、計21店舗が出店し、飯能ブースでは、飯能すいーとん、野菜を豊富に使った飯能はんじょう鍋、シシ肉やシカ肉を使った鍋、日高ブースでは高麗鍋をベースに、うどん、モツなどを加えてアレンジしたものなど、出店者が工夫を凝らしたこだわり鍋をいずれも1杯300円で販売する。

 飯能のB級グルメとして知られる飯能すいーとんは、すいとんを現代風にアレンジ。もちもちとした大きな団子の中に地場野菜やチーズ、魚肉類などの具材を入れ、一度にさまざまな味を楽しむことができる。

 日高のご当地グルメ・高麗鍋は高麗郡建郡1300年を契機に考案され、地場産野菜、キムチ、高麗人参の使用を必須条件に、麺類や米飯類と組み合わせるなどさまざまな工夫が加えられている。

 出店者とメニューは、飯能が▽タケマツ「飯能すいーとん」▽有間渓谷観光釣場「しし肉鍋うどん・そば」▽(一社)奥むさし飯能観光協会「手づくり鶏だんご鍋」▽レイクサイドテラス名栗湖「飯能はんじょう鍋」▽イーズパッション「熱熱!!濃厚チーズの豚汁鍋」▽かみかみや「ボストン風クラムチャウダー」▽お食事処冴「鴨入りもつ鍋」▽中央商事「海鮮石狩鍋」▽たいら栗園「ふわトロきのこ鍋」▽NukuNuku「大豆ミートマクロビオティック鍋」▽さわらびの湯「飯能ふるさと鹿鍋」。

 日高が▽食彩房はし本「高麗鍋」▽キリタンポと惣菜のさんだ「高麗鍋」▽弓削多醤油「高麗鍋」▽向日葵「もつ高麗鍋」▽加藤牧場「白い高麗鍋」▽こまとり屋「唐揚げ入り高麗鍋」▽関口屋「高麗鍋うどん」▽豆腐厨房「濃厚豆腐高麗鍋」▽渡来センター「高麗郷の高麗鍋」▽関本屋「高麗鍋」。

 会場では両市の物産品販売を行う店舗も出店するほか、ステージイベントとして、武蔵越生高校和太鼓部「青龍」、シンガーソングライター・文字山愛さんの演奏、飯能・日高近隣のよさこいチームによる「鍋祭り新春よさこい」が披露される。

また、同時開催事業として東飯能駅をスタートし精明地区を散策し鍋まつり会場の巾着田へ向かう「飯能市・日高市・西武鉄道合同ウォーク」も行われる。

 開催時間は午前10時から午後2時まで。雨天決行、荒天中止。問い合わせは日高市観光協会989・2111、(一社)奥むさし飯能観光協会980・5051へ。