「室(むろ)」と呼ばれる地下室でウドの収穫を行う生産者

「室(むろ)」と呼ばれる地下室でウドの収穫を行う生産者

 県内有数の産地となっている日高市の特産品「ウド」が旬の季節を迎えている。

 日高産のウドは京都の高級料亭などで需要が高く、収穫したウドの大半は関西方面へ出荷されるが、地元住民は市内の農産物直売所などで購入することができ、シャキシャキとした歯ごたえとともに春の風味を楽しむことができる。

 市内で育てられるウドは「軟白ウド」と呼ばれ、春から夏にかけて畑で育てた根株を晩秋に「室(むろ)」と呼ばれる地下室に植え付け、光を避け栽培。そのため純白で香りが高く、山ウドに比べアクが少ない。やわらかく茎、皮、穂の全てを食べることができる。

 70~80センチに育ったウドは1月から4月にかけて収穫期を迎え、生産者によると今年は根株の状態が良く品質も良好、2月末から3月初旬が出荷のピークになるという。

 炒め物や酢味噌和え、天ぷら、サラダなど様々なメニューに活用できる。生のまま食べてもアクはほとんど感じられず、採れたての旬の味を求めて直売所を訪れる市民も多い。

 また、市は10日まで、ふるさと納税「まちづくり寄附金」の期間限定の返礼品としてウドを寄付者に送付している。

 市内ではJAいるま野の農産物直売所のあぐれっしゅ日高中央(猿田77-1)、高萩南農産物直売所(中沢189-1)で販売している。