奥むさし駅伝での健闘を誓う平賀(中央)、その右が徳本監督、左に大久保市長

奥むさし駅伝での健闘を誓う平賀(中央)、その右が徳本監督、左に大久保市長

 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で参考記録ながら区間2位の力走を見せた、飯能市阿須の駿河台大学4年・平賀喜裕選手(阿須在住)が24日、飯能市役所を訪問し大久保勝市長に結果を報告した。

 平賀選手は、29日に迫った第15回奥むさし駅伝競走大会に、同大学Aチームの選手として1区を任されている。

正月の恒例行事・箱根駅伝は、2、3日の両日にわたって開かれ、青山学院大学の総合3連覇で幕を閉じた。平賀選手は、関東学生連合チームの一員として3区を走っている。

 連合チームは、大学単独チームとして出場できなかった大学の中から優秀な選手を選抜し構成される。オープン参加の形になるため、順位・タイムなどは参考記録。

 当日のレースは、連合チームの1、2区に起用された選手が故障などのため大きく出遅れ、3区を走った平賀選手は、前の選手の背中が全く見えない最後尾からスタート。

 競い合うことができず、単独チームでもなく、モチベーションが上がらない状態での2位という結果は、脅威の好記録で、平賀選手を育てた同大学駅伝部の徳本一善監督も、「最下位から走って、強い選手がそろった中での2位という記録はかなりの価値」と、称賛をおしまない。

 この日、平賀選手らを迎えた大久保市長も、昨年12月、平賀選手が市役所を表敬訪問した時、「1位の選手に1番でも近い順位を期待しています」と、激励し送り出したが、その通りの成績を収めたことに、「最下位ということで、精神的動揺もあったと思いますが、平賀君の精神力、素晴らしさを改めて実感しました。飯能市のためにも結果を出していただき御礼申し上げる」と、感激の面持ちだった。

 飯能市に新春の訪れを告げる奥むさし駅伝の開催が29日に迫っているが、同大学も2チームがエントリー。

 平賀選手は、同大学チームの一員として参加する最後の機会として、1区でチームをけん引する。

 「皆、練習をしっかりやっているので、チームでつないでいければ、後輩たちも期待に応えてくれると思います。応援をお願いします」と、健闘を誓った。

 「飯能に駿大ありという思いを持って、チームとして箱根に出られなかった悔しさを胸に、勝負して頂きたい。市民は心から応援しています」と、大久保市長は力強く激励した。