まちなか見守る4つの社 飯能パワースポット巡り

パワースポットを案内する観光協会作成のチラシ

 東西南北4つの方角から、飯能のまちなかを向いている神社があることを知っていますか──。

 (一社)奥むさし飯能観光協会(柏木正之会長)は、飯能の市街地に向かって四方から囲むように建つ4つの神社に着目、この4神社を「飯能のパワースポット」として提案している。

 4つの神社は、西向きが東飯能駅西口の「東神森稲荷」、南向きが八幡町の「八幡神社」、東向きが郷土館南東側の「諏訪八幡神社」、そして北向きが稲荷町の県道脇の「久下稲荷」。

 ほとんどの神社は南向き、または東向きだが、西向きや北向きは珍しいという。

 同観光協会は、「飯能のまちなかは、四方から神様に囲まれています。祀られている神様はまちなかを見守るように、それぞれ東西南北の方向を向いています」と説明する。

 東神森稲荷は開運・商売繁盛・家内安全・交通安全、八幡神社は教育や縁結びなど所願成就、武蔵野七福神の一つ「恵比寿」が祀られている諏訪八幡神社は厄除招福・商売繁盛、久下稲荷大明神は穀物の神様として信仰がある。

 4つの神社を徒歩で巡ると、1時間ほどかかる。観光協会は「ご利益を授かりに四か所の神様を参拝してみませんか」と呼び掛けている。

 問い合わせは、奥むさし飯能観光協会(980・5051)へ。