会員企業の発展を願い、酒樽を囲んでの鏡開き

会員企業の発展を願い、酒樽を囲んでの鏡開き

 日高市商工会(猪俣利雄会長)の平成29年賀詞交歓会が13日、同市下大谷沢のレストランサイボクで開催され、会員の市内商工業者や市関係者など200人が出席した。

 猪俣会長をはじめ、谷ケ﨑照雄市長、大澤博行市議会議長、小谷野五雄県議、大塚拓衆議院議員が挨拶に立ち、猪俣会長は昨年の高麗郡建郡1300年事業や新商工会館の建設、また、会員企業数が15年連続で純増し日本一の記録を更新しているなどの話題に触れ、「会員事業所をさらにバックアップするため、一層の事業推進を図る」と新年の抱負を述べた。

 猪俣会長は昨年を振り返り、「昨年は高麗郡建郡1300年という日高市にとって大きな節目の年だった。商工会としても長年の懸案だった商工会館の新築工事に着手し5月に落成を迎えた。11月には建郡1300年のお祝いとして多くの会員企業のご協力を頂き花火大会を開催することができた。年末には高麗川駅に加え武蔵高萩駅にもイルミネーションを飾り、多くの人から駅前が明るくなったとの声を頂いた。また、平成13年から会員企業数が15年連続で純増し、日本一の記録を更新している。さらに昨年は貯蓄共済の加入件数が全国3位となるなど、素晴らしい1年だった」。

 「今年はどんな年になるのか。中小零細企業にとってはまだまだ厳しい1年になるのではとの不安も感じている。商工会として会員をさらにバックアップするために昨年から3か年計画をスタートした。まずは大災害の対応としてBCP(事業継続計画)に取り組み、マニュアルが完成した。登録企業への一斉メールによる安否確認のテストを行っている。災害があった時にいかに会員企業を援助できるかとのシステムづくりを進めていく。若手経営塾ネクストも3期生が今月終了し、春以降には4期生を迎える。この中から将来の日高の経済界のリーダーが誕生することを願っている」などと述べ、会員企業の一層の発展を期待した。

 谷ケ﨑市長は「昨年は高麗郡建郡1300年としてさまざまな事業を展開し、皆様にご尽力頂いた。特に花火大会には多大なご寄付を頂き、市民にも大変好評だった」と会員一同に感謝。

 NHK「小さな旅」での市の紹介や、NHKドキュメンタリーで昨年10月に亡くなった女性登山家の田部井淳子さんが夫婦でよく登った里山として日和田山が紹介されたことに触れ、「私たちは日高の自然を毎日見ているので、あまり貴重には思わないかもしれないが、世界の7大陸最高峰を制覇した田部井さんが日和田山を気に入って何度も登っていたという。地元の方々にももっと日高の自然の良さに気付いて頂き、恵まれた自然をいつまでも残していきたい。ぜひ商工会の皆様にも日高市発展のためにお力を貸して頂きたい」と述べた。

 来賓紹介後には地酒「高麗王」で鏡開きが行われ、飯能信用金庫日高支店の木下直人支店長の音頭で乾杯、出席者たちはテーブルを囲み親睦を深めた。