全日本選手権2年ぶり優勝 飯能高校チアダンス部

ブルーの衣装を身にまとい、演舞を披露した

 飯能高校のチアダンス部がこのほど東京体育館で開催された第16回「JCDA全日本チアダンス選手権」(日本チアダンス協会主催)のジャズ部門高校生編成に出場し、全国の強豪を抑え、2年ぶりの優勝を果たした。さらにその実力が認められ、来年2月に米国で開催される「NDA全米オールスターチアダンス選手権」への出場権も獲得。全米選手権には2年前にも出場しており、準優勝している。

 主将の伊関玲さん(2年)は「全日本選手権での優勝を目標に活動してきたので、とても嬉しい。全米選手権では優勝したい」と意気込みを語る。

 チーム名は、「不可能を可能に」「奇跡」という花言葉を持つ青いバラを意味する「BLUE ROSES(ブルーローズ)」。「ステージに“奇跡”の青いバラの大輪を咲かせること」を目標に、コーチの北久保みゆきさんの指導を受けながら練習に取り組んできた同校は、関東地区予選を1位で通過し、本選へ駒を進めた。

 本戦では全国から勝ち上がってきた他校を圧倒的なパフォーマンスで引き離し、トップの成績で優勝。審査員からは「世界観が伝わってきた」「チームの一体感、パワーが素晴らしい」などと高い評価を得た。

 その後、日本チアダンス協会からの推薦を受け、来年2月11日、12日にチアダンスの本場・テキサス州ダラスで開催される全米選手権の出場権を獲得。

 この結果を受け伊関首相は、「全日本選手権で優勝することを目指して練習してきたので、自信はあった。結果を聞いてとても嬉しい気持ちだった。そして米国での大会では、一昨年は準優勝だったので、今回は優勝したい」と気合十分。

 顧問を務める上田勝彦教諭によると、「全日本選手権で1位を獲得しても、必ずしも全米選手権への推薦状がもらえる訳ではない。ダンスの正確さや均一性、一体感はもちろん、高いテクニックを持っているかなどが協会により審査され、それらが推薦に値すると判断されなければならない」。

 「全米選手権に出場するからには、優勝は必須。生徒たちにはそのつもりでやって欲しいし、私も全力でサポートする。いつも見守って下さっている飯能の皆さんの元気につながるよう、大きいトロフィーを持ち帰りたい」と話す。

 同部は、平成 20 年にバトン部がチアリーディング部に名称変更し、翌年4月に上田教諭が赴任、6月に北久保コーチが就任し、現在のチーム体制が確立。同 24 年度に部の名称をチアダンス部に名称が改めた。同26年度に全日本選手権に初出場し、優勝。全米選手権では準優勝した。27年度は全日本選手権に出場したものの4位という悔しい結果に。現在部員数は27人。