元飯能市議会議員の常田邦夫氏=飯能市青木=が12日、肺炎のため丸木記念福祉メディカルセンターで死去した。80歳。

 常田氏は昭和48年5月に飯能市議会議員に初当選し、平成17年5月まで8期32年にわたり活躍。昭和62年6月から翌年6月までの間、副議長を務めた。

 新潟県出身。共産党市議として議席を獲得し、以来32年間、一般質問に欠かさず登壇するなど議会随一の論客として弁舌を振るった。

 当時、天覧山・多峯主山周辺の大規模団地開発計画など一貫して開発問題を取り上げ、国や大企業のいいなりにならない市民が主人公のまちづくり、税金の無駄遣いをやめ福祉教育の充実などを訴えた。

 長年、共産党市議団を牽引し、議場では鋭い切り口で論戦を繰り広げる一方、温かみのある人柄で党派を超えて人望を集めた。

 市議を勇退後、平成17年7月には共産党公認候補として飯能市長選へ出馬、その後も党の活動を続け後進の指導に尽力した。

 通夜は20日午後6時から、告別式は21日午前10時から、いずれも広域飯能斎場で執り行われる。

 喪主は妻の礼子さん。