「立派」な珍ダイコン 横田さんが収穫

「なかなか見事でしょう」。珍ダイコンを手にする横田さん

 日高市旭ヶ丘の横田八郎さん(86)が、自宅の畑で珍しい形のダイコンを収穫した。長さ40センチ、太さは直径10センチほど。二股に分かれた足が交差するように絡まり、間にはやや左曲がりの突起物がピョコリと顔をのぞかせている。

 横田さん宅では、貴重な冬野菜として毎年ダイコンを栽培し、煮物やけんちん汁にして食べるのが楽しみ。

 順番に掘り出し、珍ダイコンの形に驚いた。「何十年とダイコンを作っているが、こんなのは初めて。両足のバランスが良く、股の間の代物がなんともおかしい」と笑いを堪える。

 土の中から現れた縁起物。横田さんは「年末年始の話のタネになれば」としばらくの間、神棚に飾っておくつもりという。