メッツァビレッジ平成30年秋開業 ムーミン屋敷・宿泊施設など計画概要明らかに

ムーミンバレーパークのアトラクションイメージ

 本国フィンランド以外では、世界初となるムーミンの一大テーマパーク「メッツァ」が、飯能市の宮沢湖畔で計画が進められているが、6日に施設計画概要が発表され、整備される施設と開園時期が判明した。北欧のライフスタイルを体験できるゾーン「メッツァビレッジ」が、平成30年秋先行開業。ムーミンの物語を主題としたゾーン「ムーミンバレーパーク」が、31年春にグランドオープンする。

 メッツァは、フィンランドの「ムーミン童話」が描く北欧的世界観をモチーフにした体験型リゾート。

 このメッツァのコンセプトと、緑豊かな森があり、ハイキングロードも近い飯能市宮沢湖畔の自然環境がマッチし、今年8月から事前準備が始められていた。

 この日、事業主体のフィンテックグローバル社、ムーミンの国内ライセンスを持つムーミン物語社、飯能市の大久保勝市長が、都内で会見し概要を発表した。

 メッツァビレッジは、北欧のライフスタイルを体験できる施設。店舗、飲食・宿泊施設、催事スペース等を整備。入場は無料。

 平成31年春開園のムーミンバレーパークは、物語を主題にした施設。ムーミン一家が暮らしていた家を再現したムーミン屋敷、物語の中に登場する灯台や水浴び小屋、アトラクション等が披露されるエンマの劇場等を整備。一歩足を踏み入れると、ムーミン物語の世界を追体験できる。