飯能市在住の46歳の無職女性が、現金合計56万円をだまし取られる振り込め詐欺(架空請求)事件が発生した

 飯能警察署の調べによると、10月12日ごろ、この女性が、自分の携帯電話から、インターネット機能を使って就職先を探していたところ、見知らぬところからメールが届き開いてしまった。

 「メールアドレスが文字化けしている」「登録されたので、解除するには、お金が必要」などと書かれていた。この女性は、メールの内容を信じ込み、23日から24日にかけて、同市内のコンビニエンスストア内設置のATMから、計6回にわたって、現金約5万円から13万円、合計56万円を振り込んでしまった。

 この女性は、6回振り込んだ時点で不審に思い同署に届け出た。

 同署では、振り込め詐欺(架空請求)事件とみて、調べている。

 同署管内では、今年1月から数えて22件目の振り込め詐欺事件。今年は多いが、メールだけを使い電話等での声のやり取りを行っていないケースは珍しい、という。

 同署では、不審なメールは開かないのが鉄則。また、電話は、家にいても留守番電話の録音機能にしておき、相手の声を確認してから、電話に出るようにしてほしい。振り込め詐欺を企ている者は、自分の声を録音されることを嫌うので、そのまま電話を切るため被害を減らすことができるという。

 さらに、印鑑、通帳を持ち出すように指示してくるものや、特に「還付金が出る」と、言われて騙されるケースが多いので注意してほしい、と歳末に向けいっそうの警戒を同署では呼び掛けている