54年ぶりの11月降雪 八高線、一時止まる

足元に注意しながら通勤・通学する人たち(東飯能駅)

 真冬並みの寒気が入った影響で気温が低下し、飯能市内も24日早朝から雪が降り、上名栗では午前中に約3センチ積もった。降雪が通勤・通学時帯と重なったことから、飯能・東飯能駅では肩をすぼめ、足元に注意しながら歩く人の姿が目立った。

 午前11時現在、市に降雪による被害情報は寄せられていないが、西武池袋線にダイヤの乱れが生じたほか、下名栗のさわらびの湯は臨時休業とした。

 飯能署によると、雪に関連したスリップ事故等の発生はないという。市内の小中学校では始業時間の変更は行わず、通常通り開始した。