色とりどりの花火の演出に観覧席からは歓声が上がった

色とりどりの花火の演出に観覧席からは歓声が上がった

 「祝・高麗郡建郡1300年市民がつくる日高のまつり」をキャッチフレーズに第26回日高市民まつりが12、13日の2日間、ひだかアリーナ周辺で開催され、両日とも晴天に恵まれ家族連れなど多くの来場者で賑わった。

 今年は高麗郡建郡1300年を記念して、初日の夕刻から「にじのパレード」や花火大会が行われ、まつりに花を添えた。花火大会は途中、火災と勘違いした付近住民からの通報により消防車両が出動し一時中断するハプニングがあったものの、1時間で約5000発が打ち上げられ、秋の夜空を彩る光の演出に来場者から歓声が上がった。来場者数はまつりに6万人、花火大会に2万人(主催者発表)。

 まつりは埼玉県警察音楽隊・カラーガード隊によるオープニングで幕を開け、会場内には商工業者などのブースが所狭しと並び、ご当地グルメや多彩な物産・飲食品を販売。

 屋外、メインアリーナ、サブアリーナの3つのステージでは市内で活動する団体が日頃の練習の成果を披露したほか、郷土芸能として横手囃子保存会、原宿囃子連、日高団地神輿、高萩囃子保存会の発表、また、開校100周年を迎えた高麗川小児童による合唱、ちびっ子に人気の「動物戦隊ジュウオウジャー」ショーなどが行われた。

 高麗郡建郡1300年を記念し「色とりどりの花火で日高市の未来を明るく照らしたい」と企画された花火大会は、64の市内企業・個人から協賛が寄せられ、太平洋セメントグラウンドを打ち上げ場所、アリーナや市役所駐車場などを観覧席として行われた。

 主催者を代表して谷ケ﨑照雄市長や猪俣利雄商工会長が多数の協賛や協力へ感謝し、谷ケ﨑市長は「節目の年を皆様と分かち合える喜びと、先人たちがこの地に築き上げてきた大切な歴史や文化に感謝するとともに、これを未来へ引き継ぎ、日高市のさらなる発展に全力を尽くしたい」などと述べた。

 花火は「未来への花道」「建郡1300年の煌めき」「高麗郡に咲く、幻想花」など場面ごとに名前が付けられ、フィナーレの「威風堂々」まで22の演出を披露。

 誤報を受けた消防車両の到着により途中15分ほど中断したが、夜空に光の輪が広がるたびに観覧席からは歓声が上がり、来場者からは「日高でこれだけ盛大な花火は見たことがない」「1300年記念の良い思い出になる」などと感想が寄せられた。

 また、花火大会に先立って行われたにじのパレードは、ひだかアリーナ周辺約700メートルをライトアップし、高句麗衣装などを着用した約500人の参加者が、光を放つグッズを手に通りを歩いた。