決意表明を行う新井氏

決意表明を行う新井氏

 来年4月執行の任期満了に伴う飯能市議選に、岩沢地区から大物新人が出馬する。前飯能市長沢辺瀞壱氏の任命を受け、市長片腕として市政を支えた前副市長の新井重治氏(63)だ。

 30日午後、地区内の白髪神社社務所に100人を超える支持者を集め、「岩沢地区の住環境整備は喫緊の課題だ」と来春選挙へ向けての決意表明を行った。同日後援会組織も発会し、来賓として出席した沢辺氏は「皆さんと一緒に私も行動する」と約束した。

 会合は新井氏後援会発会式として実施。沢辺氏と同後援会幹部、元市議で内沼博史県議(岩沢在住)の後援会長を務める宮内重利氏とともに元市収入役の吉田親義氏ら市役所OB、新井市議誕生を願う地元住民など100人超が社務所に集った。

 地区は区画整理、下水道など身近な問題が山積している。が、市の的確な情報が得られない。解決するには身近な市議を立てるのが賢明との結論に。そうしたところ、新井氏が来春の市議選に向けて思いがあるとの報が後援会発起人や住民の間に舞い込んできたという。地元候補者擁立までの経過報告後、後援会長の選任について審議、その結果、綿貫惠夫氏が満場一致で選ばれた。

 綿貫会長は「引き受けたからには来年4月の選挙では新井さんを必ず当選させるという強い意志でやっていく」と、まず抱負。その上で「この岩沢地域は区画整理の問題がある。前回選挙では地区に3人の市議がいたが、現在1人では寂しい。皆さんが苦労して生活していることを議会で述べて頂く力強い代表が必要。新井さんは岩沢、加治地区、飯能を一生懸命考えてくれる人。市議ではもったいないくらいだ」などと新井氏への強い期待感を示した。

 多くの拍手を受けながら、マイクを持った新井氏は「私は岩沢生まれ、岩沢育ち。昭和47年から約42年間飯能市の行政に携わってきた。第5次総合振興計画の初年度がスタートした飯能市、これから市民とともに多岐にわたる施策に取り組んでいくと思う」と述べ、「これからの飯能市『住んで良かった』『これからもずっと住み続けたい』という気持ちをもって頂くまちづくりをしていくべきと考える」と強調した。

 「今までの公務員生活で経験してきた知識と技術を生かし、これからのまちづくりに角度は違うが、取り組んでいきたいと考えた」とし、「来年4月に市議会議員選挙がある。そこに挑戦し、立場は変わるが議員という立場から飯能市のまちづくりに関わっていきたい」などと決意を。

 さらに、新井氏は「岩沢地区を見てどう思うか。道は狭く、排水設備はない。緊急車両もスムーズに入って来られず、車両同士がすれちがいできる道路はほとんどない。毎日の生活排水の処理に困っている人はたくさんいる」と指摘。

 「岩沢地区は区画整理事業は始まっているが、もっともっとスピードアップして頂くようにしっかりと伝えていきたい。元加治駅南口については岩沢だけでなく、阿須、笠縫の人たちからの強い期待がある。早く開設することが大事なので、地元の声として執行部にしっかりと届けたい」と抱負を述べた。

 新井氏は、昭和28年飯能市岩沢生まれ。47年3月県立玉川工業卒業し、同年4月飯能市役所に就職。主に土木、都市計画部部門に従事し、平成25年2月市役所を退職。同年3月から同26年2月まで市副市長として市政運営に尽力した。現在、明治神宮崇敬会飯能支部事務局長。家族は妻と子ども3人(1男2女)。保守系。