横転した車両。現場は片側交互通行に

横転した車両。現場は片側交互通行に

 飯能市久須美の県道飯能下名栗線で27日午前10時半頃、夫婦が乗車する普通自動車が縁石に乗り上げ転倒する事故が発生した。警察や救急車などが到着するまでの間、近隣住民やその場にいた人々が救出や介抱にあたった。幸い運転していた60代男性は軽傷、助手席に乗っていた妻にケガはなかった。

 現場は久須美会館や白鬚神社から80メートル程西側。名栗方面からやってきた車がハンドル操作を誤り、左側の縁石に乗り上げ横転した。

 偶然事故に遭遇したというさわらびの湯(下名栗)に勤務する江坂幸男さん(69)は、自宅のある日高市高萩から出勤していたところ、前に車が4台程止まっていたため様子を見に行くと、車が横転していた。

 事故発生直後だったようで、中には夫婦の姿が。すぐに車へ駆け寄りドアを開け、座席を倒してシートベルトを外し、女性を救出。続いて運転席の男性も助け出した。その後、近隣住民らと協力し日陰へ移動させ、「大丈夫ですか」などと声を掛けながら救急車の到着を待った。

 江坂さんは「様子を見に行くと夫婦がまだ車の中にいた。車両火災が発生しては大変だと思い、居ても立っても居られずすぐに駆け付け助け出した」と振り返る。

 また、近所に住む60代の女性は「“パンッ”と大きい音がしたので家から出てきたら車が横転していた。奥さんは自力で立つことが出来たが、旦那さんの方は皆で頭や足を持って移動させた」と当時の状況について話した。

 その後夫婦は市内の病院に救急車で搬送され、現場は1時間半程片側交互通行となった。