「昨年より5分縮める」と意気込む選手たち。前列中央が平賀選手

「昨年より5分縮める」と意気込む選手たち。前列中央が平賀選手

 飯能市阿須の駿河台大学駅伝部は、15日に国営昭和記念公園(東京都立川市)周辺で開催される箱根駅伝予選会に出場する。本選初出場を目指す同部を応援するため、第2講義棟1階ロビーで壮行会が行われ、多くの学生や教職員らが集まり、エールを送った。

 昨年の成績は10時間2830秒で19位だったため本選出場は叶わなかったが、平賀喜裕選手(4年生)が学連チームの一人に選ばれ、7区を走っている。今年の目標は10時間23分。同部の活躍に多くの期待が寄せられている。

 正月の風物詩である箱根駅伝には、前年大会でシード権を獲得した大学10校と、今回開催される予選会を通過した10校の計20校に加え、関東学生連合チームが出場。学連チームとは、予選会で出場権を得られなかった大学の中から個人成績の上位選手を選抜し、一つのチームとするもの。予選会には50校が出場し、各校上位10人の合計タイムを競い合い、本選に出場できる10校が決まる。

 壮行会では、出場登録選手と徳本一善監督が壇上に上がり、須藤結衣マネージャーから一人ずつ紹介された。

 その後、吉田恒雄学長が「昨年、惜しくも本選出場を逃したが、本学で初めて平賀くんが箱根路を走ってくれた。今年は平賀くんを中心にして、そして目標として皆さん練習に励んで来たと思う。今年は本学創立30周年。ぜひこの記念すべき年に華を添えて頂ければ。タイムを徐々に上げて来ているが、他の大学も頑張っているので、厳しいレースになるのでは。だが、皆が応援しているという気持ちを汲み、当日は一丸となって走って頂ければ」と激励。

 続いて平賀主将が「箱根予選会というのは、チームとしての集大成でもあり、本選に出場するための大きな壁でもある。僕たち4年生にとっては最後の予選会となるが、今年チームとして、昨年の記録より5分縮めることを目指したい。本番では、応援して下さる方々の思いや走りたくても走れなかったチームメイトの思いを背負い、選手個人がそれぞれの思いをレースにぶつけてきたい」と決意を述べた。

 徳本監督は「箱根の“は”の字も見えなかったところからスタートしたチーム。まずは、私生活がしっかりしなければ競技は強くならないと常々部員たちに言い、徹底してきた。そんな中で、彼らにも箱根駅伝が見えてきている。今までは雲の上の存在だったが、自分たちがもっと努力すれば行けるのではないかというところまで辿り着くことが出来た。毎年、順位・タイムともに縮まっているが、箱根駅伝にはまだ届かないかもしれない。“一人あたりあと1分縮めれば行ける”という所まで来たことを今回の結果で証明したい。そうすれば来年、再来年にはここで自信を持って“箱根へ行く”と言える。今年も大事な勝負なので、ぜひ応援して頂けたら」と話した。

 学連チームには一昨年に一人、昨年は平賀選手が選ばれている。同選手は7区を1時間4分55秒で走り、区間6位だった(学連チームはオープン参加のため、参考記録となる)。

 その走りに期待のかかる同選手について徳本監督は「一定のスピードで押し切ることが出来る選手なので、今回の予選会のような20キロというのは、彼の得意なところ」と評価し、「また3年生は意識の高い選手が集まっている。どこまでしっかり走ってくれるかで、来年につながる。今のある自分の力を出し切ってほしい」と期待を込めた。

 出場登録メンバーは次の通り。敬称略。カッコ内は学部(法は法学部、経は経済経営学部、現は現代文化学部)と学年。

 ▽平賀喜裕(現4)▽青木勇歩(同)▽山重雅矢(同)▽越智文弥(経4)▽松山星名(経4)▽親﨑達朗(現3)▽高桑昴平(同)▽鈴木侑太朗(同)▽河口昂平(同)▽藤岡勇樹(法3)▽寄木康弘(現3)▽西沢晃佑(現2)▽髙橋将平(同)▽高橋亮磨(同)