多くの職員から見送られ、会議室を後にする澤田氏

多くの職員から見送られ、会議室を後にする澤田氏

 教育長の澤田清志氏の退任式が30日、市役所本庁舎5階501会議室で行われた。澤田氏は「3年半、飯能市の教育長として、楽しく仕事をさせて頂いた」と振り返った。

 大久保勝市長は「教育長として、私や副市長とは違った視点から物を申して頂くなど、見事な仕事をして頂いた。教育現場のみならず、一般行政職も応援して頂いたことは、私にとって大きな力になったことは間違いない。教育長がいたから我々もしっかり仕事が出来たと思っている。そして子どもたちに対しても、限りない力を賜ったことに感謝申し上げる」と感謝の言葉を述べた。

 澤田氏は「この飯能市の教育長として、楽しく仕事をさせて頂いた。私が一番思っていることは、市の職員など多くの人と接する中で多くの方々を知り、そして飯能市の職員の力のあることを知った3年半だった。ぜひこの力を今後とも十分に生かし、これからの飯能を背負って立って頂けたら」と激励。また、「私は死ぬまで、人としてどう豊かな人生が送れるか、ということを考えていきたいと思っている。もし考える時間があったら考えて頂けたら」などと話した。

 その後、澤田氏へ花束と共に大きな拍手が贈られた。

 同氏は昭和54年に加治東小学校に赴任し、7年間勤務。特に国語科の授業実践を通した「読解を深める指導の研究」を行い学校に貢献。その後、同61年からは当時の日高町立高萩小に転任し、平成6年から日高市教育委員会指導主事、同11年から飯能市教育委員会指導主事、指導係長として教育行政に関わった。

 同16年からは県教育局西部教育事務所主任管理主事として管内全ての市町村の人事管理を担当。同22年に飯能第一小の校長として、郷土愛のある子どもの育成と学力向上を目指した学校づくりに尽力した。同25年に教育長に就任し、任期満了に伴い、同28年9月30日で退任した。