現場を確認する市職員

現場を確認する市職員

 飯能市中藤下郷地区の杉の木台団地内の擁壁が民家側に倒れ、さらに崩落の危険性が高まっている問題で、市は23日から職員による現場確認を実施することを決めた。土日祝日問わず、毎日職員が現場に出向いて危険度などを確認する。

 擁壁の全長は長さ約70メートルで、このうち50メールほどが隣接する下方の民家に傾いている。高さは約3メートルで、一部で亀裂が広がっている。敷地の一部が沈下した民家もあり、擁壁の上部5棟、下方の9棟計13世帯(1棟空き家)が避難している。

 台風やその後の降雨による影響と思われ、擁壁で囲まれた民家上方の駐車場については、雨水が地中に染み込まないようブルーシートがかけられている。

 現場近くの男性は「ここは以前は都市計画区域外で、無秩序に住宅が建った斜面。他に同様な場所が出ないか、不安だ」と話した。