最も開花の早いドレミファ橋付近。一部で群生が見られるように

最も開花の早いドレミファ橋付近。一部で群生が見られるように

 マンジュシャゲの開花が進む日高市の巾着田曼珠沙華公園で17日から10月2日まで、日高市観光協会・同市商工会主催の「巾着田曼珠沙華まつり」が開催される。期間中は地元グルメや特産品販売、ステージイベントが盛大に開催される。

 市は16日から公園内の入場を有料としており、順調に開花が進めば500万本が公園内を真紅に彩る。また、マンジュシャゲを「市の花」として追加指定することが決まり、22日午前10時からまつり会場で谷ケ﨑照雄市長らによる宣言セレモニーが行われる。

 まつり会場では飲食店・物産販売店の出店や、市民グループなどが郷土芸能などを披露するステージイベントが行われるほか、コスモスの摘み取りなどが体験できるコスモスまつり(24~10月2日)、22日には高麗郡建郡1300年にゆかりのある近隣7市3町(飯能、狭山、入間、川越、所沢、坂戸、鶴ヶ島、越生、毛呂山、川島)、東国7国(茨城県筑西市、神奈川県大磯町、群馬県高崎市、静岡県掛川市、栃木県下野市、山梨県甲府市)の物産やご当地グルメ、ゆるキャラなどが一堂に集まる記念観光展が開催される。

 また、25日には市の特産品となるクリをPRする「ひだか栗フェスティバル」として、クリを使った和・洋菓子などの販売や、スタンプラリー、クイズ大会、栗むき実演会、栗拾い大会などが行われる。

 開花期間中の入場料は300円(中学生以下無料)。市民にはあらかじめ無料招待券(3枚綴り)と駐車場利用交換券(1枚)のついたチラシを区などを通じて配布した。

 駐車場利用料金(500円)については今年度、市民が無料で繰り返し利用できるよう市役所産業振興課で「市民駐車カード」を配布しており、まつり期間中も係員にカードを提示すると無料で駐車が可能となる。

 22、24、25日の3日間は渋滞緩和を目的とした無料シャトルバスを運行。埼玉女子短期大学の学生がバスガイドとして同乗し、観光名所などを紹介しながら日高市役所駐車場~高麗神社駐車場~巾着田をパーク&ライド方式で運行する。

 市の花への追加指定については、日本有数の群生地として知られ、市をイメージする花として定着しているマンジュシャゲの位置づけをより明確にするもの。

 現在の市の花は「ハギ」。昭和55年の町制25周年の際、市民の投票により、市の木「モクセイ」・鳥「カワセミ」とともに制定されており、マンジュシャゲの指定にあたっては、平成26年に第5次総合計画後期基本計画の策定に向けて実施した市民アンケートの中で、意向を調査した。

 アンケートでは「ハギからマンジュシャゲへ変更してもよい」が46%と最も高く、「ハギとマンジュシャゲの両方あってもよい」が23%、「ハギのままがよい」が15%、「どちらでもよい」が14%との回答が寄せられ、これらの意見をもとに検討。

 従来のハギについても市民の愛着が高いことから、市の花を変更するのではなく、マンジュシャゲを追加指定することを決めた。

 追加指定日は「日高市民の日」の10月1日。指定日に先立ち、22日午前10時からまつり会場内で「市の花“曼珠沙華”宣言セレモニー」として、谷ケ﨑市長による宣言やくす玉開披、ミニコンサートなどが行われる。