流れ橋流失も狭山で発見 飯能河原

河原左岸側に溜まった木材類

 台風9号の大雨で増水した飯能河原には上流から押し流されてきた木材や木の枝などが堆積、市は水位が下がったのを見計らい、河原清掃を飯能市が受託しているシルバー人材センターが撤去作業に着手している。

 木材などが溜まっているのは、河原へ進入する付近で、小高い山のように堆積している。太い木材などはクリーンセンターに搬入できる50センチ以下にチェンソーで切り揃えている。

 一方、河原に架けられている「流れ橋」(全長60メートル)の一部が増水した強い流れで流失した。

 流れ橋は5つの橋脚上に、1本10メートルの木製平板が2本1組で計6セット乗っている。流されたのは12本のうちの1本。

 24日から観光担当が下流を捜索したが発見できず、その後、狭山市の笹井地区の河川敷に漂着していることが、地元住民からの飯能市への連絡で分かった。