飯能市が実施した平成27年度市内施設の指定管理者制度事業評価で、対象14施設中、さわらびの湯、カヌー工房、東吾野医療介護センターの3施設が4段階評価でトップの「S(優良)」となった。

 公共施設に指定管理者制度を導入して10年が経過することから、市は改めてそれぞれの指定管理者の施設運営について、評価プロセスを見直すなどして評価を行った。

 市は指定管理者制度の適正、効果的な運用を図るため、指定管理者制度を導入した施設について指定管理者による管理、運営の状況などを毎年度評価している。

 今回、制度導入10年が経過することから、大久保勝市長から出された各施設の事業内容についての精査指示を受け、評価プロセスを見直し、評価した。

 評価対象の施設は、▽さわらびの湯▽農林産物加工直売所▽ふれあい農園施設▽カヌー工房▽林業センター▽総合福祉センター施設管理▽同身体障害者福祉センター▽同老人福祉センター▽同児童センター▽高齢者福祉施設敬愛園▽美杉台児童館▽東吾野医療介護センター▽阿須運動公園・美杉台公園・岩沢運動公園▽都市公園運動施設の14施設。

 「基礎的な業務」「利用者サービス」「収支状況」の3点で評価したうえで、「S(優良)」「A(妥当)」「B(課題あり)」「C(要改善)」の4段階でそれぞれ総合評価した。

 その結果、さわらびの湯、カヌー工房、東吾野医療介護センターの3施設が協定で定めた水準以上のサービス提供、利用者の顕著な増加など特に高い実績が認められるとして4段階評価の最上位評価を得た。

 さわらびの湯は「施設の設置目的、指定管理者の導入目的である利用者サービス向上とコスト節減については職員一丸となって対応した結果、昨年度に引き続き達成できている」。

 カヌー工房は「カヌーの製作やレンタル等により、多くの方々に西川材をPRするとともに木工製品の製作も好評。マスメディアやイベントを通じた情報発信の点で大きな功績がある」。

 東吾野医療介護センターは「山間施設の診療所、老健施設の運営ということで患者、利用者の減少による収入不足が心配されているが、必要な専門職を非常勤の形態できめ細かく、効率よく配置することにより経費節減した」などと評価された。