来年4月、任期満了による改選を迎える飯能市議会(定数19・欠員1)だが、議会内部で浮上した議員定数削減の動きは、立候補を予定している新人などに少なからず影響を与えそうだ。

 現段階で立候補の動きを見せている新人としては、南高麗を地盤にしたA氏。政治活動は未経験だが、同級生や建築関係者などの支援を得て準備を進めるなど意欲的だ。地区には立て看板も掲出されている。

 公党の情勢としては、公明党から新人1人の出馬が噂されているが流動的。議席4と最大会派を誇る共産党については、さらに1議席の上乗せも視野に。このことについて金子敏江議員は「デリケートな話なので、触れないでほしい」と肯定も否定もしていない。

 議員定数削減の議案については、議会内で絶対的な力を誇る古参の野田直人議員が12月議会に提案すると明言している。最終的な削減数は議案提出後にもまれるが、飯能市議会の定数19人から3人減の16人定数を同議員は提案するものと思われる。

 先の代表者会議で野田議員は「議員定数条例案の改正について、12月議会に提出する」と意思表示し、過去、定数がどのように変化したかなどを説明、各代表者に理解を求めている。

 現職も安穏とはしていられない定数削減。ただ、露出度の多い現職と比べ、看板、地盤の乏しい新人は削減数にもよるが、さらに厳しい春になりそうだ。