企業が自治体の地域活性化事業に寄付すると税負担が軽減される「企業版ふるさと納税」第1弾事業として、飯能市の2つの事業が内閣府により認定された。

 市は詳細計画を発表していないが、内閣府発表の資料によると、事業は「森林文化都市はんのう 魅力ある都市回廊空間づくりのためのブラッシュアッププロジェクト~あけぼの子どもの森公園再整備事業~」と「同~飯能河原周辺環境整備事業~」。

 中心市街地に点在する主要な観光拠点を磨き上げることにより、新たな観光客・リピーターの獲得を図るとともに、人の流れを中心市街地へと誘導し、賑わいと雇用の創出を生み出すという取り組み。

 ムーミン童話の世界観を体験できる「あけぼの子どもの森公園」の再整備を図るとともに、「飯能河原・天覧山」の魅力を高める。

 2事業の実施期間は、平成28年度から同31年度まで。このうち、あけぼの子どもの森公園再整備の事業費は初年度が平成28年度が8300万円で、同31年度までの4年間では1億5300万円。飯能河原周辺環境整備事業の事業費は平成28年度で540万円。

 あけぼの子どもの森公園来園者数は平成27年度で約18万4000人。それを平成31年度には、事業効果として20万人まで引き上げる。

 市は、2つの取り組みを企業に打診し、寄付を募る。企業は「ふるさと納税」のような市からの見返りはないが、イメージアップなどの効果が期待できる。