飯能・日高などJR八高線沿線の7市町で構成される「八高線八王子・高麗川間複線化促進協議会」(会長・石森孝志八王子市長)は、八高線の早期複線化や駅の改善について、JR東日本に要望書を提出した。

 飯能・日高に関係する要望事項については、高麗川駅の橋上化や東口の開設、金子~東飯能駅間への新駅の設置など。

 同協議会は沿線自治体の6市1町(飯能市、日高市、八王子市、昭島市、福生市、瑞穂町、入間市)で組織。

 八王子~高麗川間の複線化の早期実現を図るため自治体間の協議を行うとともに、JR東日本や関係機関に対して要望活動を行っている。

 総会は2日に八王子市役所で開かれ、飯能市からは大久保勝市長、砂長恒夫議長、日高市からは大澤博行議長らが出席。総会終了後にJR東日本八王子支社を訪れ、要望書を提出した。

 「八高線は沿線住民、通勤・通学者にとって極めて重要な交通機関として必要不可欠な路線であり、沿線地域では八王子・高麗川駅間複線化への期待は大きく、これまでにもさまざまな要望活動等を展開してきた。一部区間で運行本数が増発されたことや駅のホーム拡幅など利便性・安全性が向上したことは要望活動を積み重ねてきた成果の一つと認識している。しかしながら、利用者、沿線地域住民にとって、一層の利便性の向上や輸送力の増強など複線化は長年の念願となっており、複線化により沿線地域への新たな企業進出や地域開発による人口増加などにより利用促進が図られるとともに、まちの活性化や経済効果に繋がる」とし、主に次の内容について要望した。

 ▽八王子~高麗川駅間の早期複線化▽八王子~大宮間を東京の電車特定区間に▽列車の増発・増結・複線化の促進のため各駅ホームを上下線交換可能に▽老朽化した駅舎の改築▽トイレ改修▽ホーム・階段・跨線橋の拡幅▽駅ホーム・跨線橋への上屋設置▽障害者・高齢者等に配慮した駅施設の改善▽軌道のロングレール化▽観光PRの協力▽箱根ヶ崎~金子間に計画している車両基地の整備推進▽小宮~拝島駅間、拝島~東福生駅間、東福生~箱根ヶ崎駅間、箱根ヶ崎~金子駅間、金子~東飯能駅間に新駅設置▽高麗川駅の橋上化▽金子駅西口、高麗川駅東口開設▽北八王子駅の朝の臨時改札口設置を▽東福生駅のバリアフリー化▽ホームにおける路線上への転落防止対策としてホームドアの整備──など。