飯能の女性12万5000円被害 またも電子マネーで

 飯能署は29日、飯能市の女性(65)が架空請求詐欺の被害に遭い、12万5000円分の電子マネーを騙し取られたと発表した。

 同署によると、27日午後12時半頃、被害者が使用する携帯電話に「コンテンツの利用履歴があり、脱会確認が取れない。至急脱退の確認をして下さい」などとメールが送信されたため、被害者が(指定番号)に電話したところ、担当者を騙る男から「利用料金が滞納されている。このままでは裁判になる。コンビニでコンテンツの利用料金を払って」などと指示された。

 誤信した被害者は、飯能市内のコンビニで2万5000円分のギフトカード5枚を購入し、同日午後3時頃、同カード番号を伝えた。その後、被害者が別居している家族に相談し、被害が判明した。

 同署は「心当たりのないものに応じる必要はない。まず詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けている。