聖望 惜しくも準V 7年ぶりの頂点ならず

決勝のマウンドで力投する中川

 98回全国高校野球選手権埼玉大会は27日、県営大宮公園球場(さいたま市)で決勝戦が行われ、地元飯能市民らの期待を背に受けた聖望学園は、プロ注目左腕高橋昂也を擁した花咲徳栄に6対0で惜敗、7年ぶり4度目の夏の甲子園出場を逃した。

 聖望学園は強力打線を武器に戦ったが、相手投手を攻略できなかった。球場には飯能市議会から砂長恒夫・松橋律子正副議長も出向き、選手の白熱のプレーに声援を送った。聖地の土は踏めなかった聖望ナイン。が、準優勝の活躍に飯能市民らからは「よく戦った」と惜しみない拍手。