受け取った花束を手に決意を語る金子副市長

受け取った花束を手に決意を語る金子副市長

 日高市の副市長に前総務部長の金子昭氏(56)が就任し、1日、市役所で副市長就任式が行われた。

 2期目を迎えた谷ケ﨑市政を支える重責を担うことになった金子氏は「まさに青天の霹靂だった」と選任の際の心情を振り返り、「市民の話をよく聞き、何が日高市にとってベターな選択なのかを念頭に置きながら、課題に対応していきたい」などと決意を述べた。

 金子氏は昭和57年法政大学経営学部卒業後、日高市(当時は町)職員となり、健康福祉部介護福祉課長、総務部総務課長、市民生活部長、総務部長を経て、副市長に選任された。市職員としては6月30日付で退職となった。

 就任式には部課長級の職員が出席し、谷ケ﨑照雄市長の挨拶に続いて職員から金子氏への花束贈呈が行われ、金子氏が登壇した。

 「34年3か月の長きにわたり市のお世話になった。定年まで4年を残し、こうした形で退職するとは夢にも思っていなかった。谷ケ﨑市長から副市長の話を頂いた時には、まさに青天の霹靂、雷が落ちたような思いだった」。

 そう切り出した金子氏は「大沢前市長が亡くなられた後、谷ケ﨑市長、桑原前副市長が就任され、市が落ち着くまでの間、私は総務課長という立場で2人の苦悩や決断というものを目の当たりにしてきた。そのことを思うと、ここで躊躇している訳にはいかないと、自らの気持ちを奮い立たせ、桑原さんからタスキを受け取り、市長の下で走り出すこととした」と心情を吐露。

 「少子高齢化に加え、人口減少問題、危機管理の問題などさまざまな課題が山積している。副市長という立場で、谷ケ﨑市長のリーダーシップの下、市民の皆様、議員各位、職員の話をよく聞き、何が日高市にとってベターな選択なのか、そのことを念頭に置きながら一つ一つ課題に対応していきたい。皆さんが持っている力を十分発揮できるよう、風通しの良い働きやすい組織づくりに配慮したい。前任の桑原さんには遠く及ばないが、一生懸命頑張って参りたい」として職員の協力を仰いだ。

 谷ケ﨑市長は「金子さんには副市長として今までとは違った立場で市の発展のために尽力頂きたい。組織というのは本来、目的を達成するために作るものであり、ただ組織を守り、生かすためだけに動くのでは本末転倒。組織の活性化のためにも人事異動が必要と考えている。市民のために横断的で風通しの良い組織を作り、より良いまちづくりのために取り組んで参りたい」と述べた。

 金子氏の副市長就任に伴い、前職の総務部長には町田忠夫氏(前市民生活部長)が就任し、市民生活部長には関口正明氏(前政策秘書課副参事)が昇任。課長級として政策秘書課副参事に渋谷秀一氏(前産業振興課主幹)が昇任した。