北欧風の新バーベキュースポット登場 「リバランタ」11日にオープン

北欧の雰囲気を出したという施設

 今月11日、飯能河原堰上の右岸にオープンするバーベキュー場は、フィンランド語で「河原」を意味する「リバランタ」と名付けられ、「北欧風」「新鮮な飯能野菜」「肉のボリューム」の3点が特徴。

 気軽に手ぶらで楽しめる新・バーベキュースポットとして注目を集めている。6~10日の5日間、市民対象のプレオープンを実施するという。1日に行われた川開き後、現地の見学会が実施された。

 河川敷を活用した飯能河原周辺の観光事業を推進し、観光拠点を創造することを目的とした事業の実証実験としてフィンテックグローバル社(東京都港区虎ノ門・玉井信光社長)が運営事業を受託するもの。

 フィ社の執行役員でメッツア事業準備室の渡邊基樹室長が「以前から市長をはじめ皆さんから河原の大切さを何度も聞いていた。我々も協議会に参加させて頂き、この場所で4か月間実証実験をやらせて頂く。取得したデータを協議会にフィードバックし、更なる発展につなげていけたら」と挨拶した。その後、概要について同社社員から説明が行われた。

 食材や機材を持ち込まなくてもバーベキューが楽しめるテント付きのラグジュアリーエリアでは、北欧で人気のアウトドアブランド「ノルディスク」製のテントを張り、友人や家族と自然を眺めながら特別感のある時間を過ごすことが出来る。

 肉は1人4種類400グラム。野菜は飯能市内の契約農家から届けられたものを、常時5種類程を用意し、バイキング形式で提供する。ウインナーやホットサンド、マシュマロなどが付いて料金は一人4000円。

 このほかタープと機材を人数分貸出し、飯能河原内で楽しむデリバリーも実施。

 追加料理としてサラダ、北欧カレー、飯盒炊飯セット、ダッチオーブン料理、スモーク料理をはじめ、生ビールやソフトドリンク、地元・天覧山、ノルディックフラッペなども注文可能。

 運営日は11日から10月31日まで。時間は3部制となっており、第1部が午前9時半~午後12時半、第2部が午後1時~同4時まで、第3部が午後4時半~同7時半。

 6~10日の5日間、飯能市に在住、在学、在勤の人を対象としたプレオープンを実施する。予約は「リバランタ」ホームページ(http:://www.fgi.co.jp.riverranta/index.html)から。1組4人から受け付ける。