飯能市議会6月定例会(砂長恒夫議長)は、平成28年度一般会計補正予算、市都市計画条例の一部改正、公平委員会委員の選任や議員提出議案3件含む全19議案を可決、16日閉会した。

 大久保勝市長は、閉会挨拶で利根川水系ダムの貯水率低下により15日から実施されている流域1都5県での10%取水制限に伴い、市の水がめである有間ダムの貯水率について「約80%で、平年比109%と安定している」などと報告、市内への給水に影響は出ていないとした。

 議案は、▽飯能市税条例の一部改正▽市都市計画税条例の一部改正▽市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正▽28年度一般会計補正予算▽公平委員会委員の選任など全19議案。このうち、公平委員会委員の人事案件については、本橋勇造氏の任期満了に伴うもので、新たに井上孝治氏(虎秀)を選任した。

 議会からは「骨髄移植ドナーに対する支援の充実」と「食品ロス削減に向けての取り組み」を国に求める2つの意見書が提出された。大久保市長の閉会挨拶は次の通り。

 「昨日から国際興業飯能営業所における市内の運行ダイヤが改正された。路線バスを維持していくためには、乗車数の増加が大変重要であることから、本市としても乗車数の増加に向け、最大限の取り組みを実施している。議員、市民の皆様にも積極的なバス利用を切にお願いする。

 本市の観光PRや職員研修でも協力を頂いているホテルグランパシフィック(東京港区台場)から、本市自治会会員の皆様を対象にした特別優待プランをご提案頂いたことから、今年度市自治会連合会と覚書を交わすことに至った。ご利用の際、自治会会員を申し出ることで宿泊、レストランなどが優待料金で利用できる。これにより、自治会への加入促進の大きな後押しとなることを期待する。

 駐日フィンランド大使主催によるレセプションがフィンランド大使館で開催され、出席した。昨年はメッツァが建設される宮沢湖にもご夫妻でお越し頂き、本市とフィンランド国との友好を深めて頂くなど、メッツァ開設に大きな期待をして頂いている。これからも、飯能市とフィンランド共和国との親交に限りないご尽力を頂けるとのことである。

 利根川上流の8つのダムの貯水率低下を受け、流域の1都5県で昨日(16日)午前9時から10%の取水制限をすることが発表された。埼玉県内では荒川水系の4つのダムの貯水率が62%となっている。

 本市の水源である有間ダムは貯水率約80%で、平年比109%と安定しており、現在のところ本市の水の供給への影響は発生していない。しかし、渇水は天候に影響を受け、有間ダム貯水率の低下も今後考えられる。本市については2系統の水源を守ることで、市民への安定した水の供給に努めていく。

 昨日、これは私の2年越しの悲願だが、西武鉄道他3社によるプレス発表があり、いよいよ横浜元町、中華街駅まで座席指定制の直通列車が運行されることになった。新型車両にはトイレも完備され、ゆったりとしたシートで快適に横浜から飯能へ、飯能から横浜へ出かけることができる。これは関係者皆様の限りないご尽力の賜物と深く感謝申し上げる」。