ゴルフの認知症予防効果を検証する研究が9月から日高市高萩の日高カントリークラブで始まるのに先立ち、今月30日、プロゴルファーの中嶋常幸さんがパネリストとして参加し、「ゴルフで楽しく認知症予防」をテーマにひだかアリーナでシンポジウムが開催される。入場無料。

 国立長寿医療研究センターが主催し、日高市、ウィズ・エイジングゴルフ協議会が共催。後援は埼玉県、飯能市、入間市、狭山市、川越市、文化新聞社、飯能商工会議所。

「体を動かしながら頭も使うゴルフは、認知症の予防に効果があるのか」。

 国立長寿医療研究センター、東京大学、杏林大学、ウィズ・エイジングゴルフ協議会が日高カントリークラブで実施する共同研究は、65歳以上のゴルフ初心者・未経験者、普段運動をしない126人を対象に9月から6か月間、ゴルフを通じて脳を活性化することができるかを検証するもの。

 研究開始に先立って開かれるシンポジウムでは、国立長寿医療研究センターの理事長・鳥羽研二さんが「知って安心・認知症予防の基礎知識」、同センター予防老年学研究部長の島田裕之さんが「認知症予防の新しいプログラム・ゴルフの可能性」と題して講演、プロゴルファーの中嶋常幸さん、前千葉大学学長の齋藤康さんが「ゴルフでたのしく認知症予防」をテーマにパネルディスカッションを行う。

 鳥羽さんは、東京大学医学部卒(医学博士)、日本老年医学会理事、日本老年学会理事、日本認知症学会理事。著書に「認知症なんでも相談室」「転倒予防ガイドライン」(メディカルビュー社)、「ウィズ・エイジング」(グリーン・プレス)、「認知症安心生活読本」(主婦と生活社)など多数。

 中嶋さんは昭和29年生まれ、群馬県出身。昭和50年プロテスト合格。日本男子プロゴルフ界を代表する選手として優勝64回(ツアー48回、シニア5回、その他11回)、賞金王4回。日本人初の日本タイトル8冠を達成した。

 シンポジウムは午後1時半から4時半まで。入場無料、聴講希望者は直接会場へ。問い合わせは、ウィズ・エイジングゴルフ協議会(関東ゴルフ連盟内)03・6278・0005へ。