新会長に川合真吾さん 飯能市郷土芸能保存会総会

新会長に就任し、挨拶する川合さん

 飯能市郷土芸能保存会の平成28年度定期総会が一丁目クラブで開かれ、平成27年度事業報告・同決算報告、同28年度事業計画・同予算などが承認された。役員改選も行われ、新会長に川合真吾さん(中山囃子連)が選出された。

 今年度の事業計画は、4月に第41回屋台囃子大会を開催したのをはじめ、9月4日に郷土芸能講習会お囃子フェスティバル、11月5・6日に第46回飯能まつりなどを計画している。

 役員改選も行われ、これまでの久下文男さんに代わって、新会長に川合さんが選ばれた。久下さんは相談役となり、新会長から花束が贈呈された。

 川合新会長は今後の展望について、「まずは郷土芸能の伝統と保存、それに伴う後継者の育成が大前提だと思う。そして今まで以上に市や各地域と連携して盛り上げ、地元の活性化に繋がれば良い」とし、「そのために必要だと思えば会の改革をすることも惜しまずやりたいと思っている。それが飯能市に古くから息づいてきた祭り文化を絶やさずに残し、守っていくことに繋がるのでは。そして将来、飯能の郷土芸能が地元、また日本の宝となることを願っている」と語った。

 平成28年度役員は次の通り。敬称略。

 ▽顧問=大久保勝市長、内沼博史県議、澤田清志教育長、坂口和子市文化財保護審議委員会委員長、柏木正之奥むさし飯能観光協会長、大澤一夫市郷土芸能保存会元会長、横田光治同、福田仁志同▽相談役=久下文男市郷土芸能保存会前会長

 ▽会長=川合真吾(中山囃子連)▽副会長=山﨑昭佳(前田囃子保存会)、大澤正欣(柳原囃子保存会)、山下恒夫(原町囃子連)▽会計=島田一則(双柳囃子連保存会)▽監査=小槻成克(二丁目親和会)、高山信一(坂石町分囃子連)▽常任理事=市川宏明(飯能一丁目囃子保存会)、中里忠夫(本郷囃子保存会)、岸村智弘(河原町親水会)、内田岳(宮本町囃子連)、小柳育生(三丁目共鳴会)、小槻立(二丁目親和会)、佐藤輝男(中山囃子連)、西川幸夫(中藤囃子連)、倉嶋洋介(飯能祭り連合会)