検修作業の見学などができる電車フェスタ(写真は昨年)

検修作業の見学などができる電車フェスタ(写真は昨年)

 普段は目にすることのできない電車の検修作業の見学やさまざまな体験を通して鉄道への関心を高めてもらおうと、西武鉄道は6月5日、日高市台の「武蔵丘車両検修場」で「西武・電車フェスタ2016」を開催する。

 各種作業の実演や車両を運ぶトラバーサーへの乗車などの体験、電車撮影会、鉄道部品販売、ステージライブ、飯能・日高のグルメ販売のほか、今回は、初めて公開する車輪圧入作業の実演や、同社が導入を予定している新型特急車両・新型通勤車両のパネル展示なども行われる。

 同フェスタは平成14年から開催され、今年で15回目。家族連れや鉄道ファンなどで賑わう人気イベントとして、昨年は1万3000人が来場した。

 当日は施設内を公開し、台車入れ作業の実演、車両圧入作業の実演、列車の進行方向を変えるポイント手かえし体験、車両操作体験、トラバーサー乗車体験、モーターカー乗車体験、非常通報装置取扱い体験、乗務員室見学、電車屋根上・床下見学などを通じて日頃の業務の一部を紹介。

 展示やイベントでは、今年度導入を予定している新型特急車両や新型通勤車両「4000系」の完成予想図のパネル展示、電車撮影会、保線機械展示、モーター・車輪等展示、鉄道模型展示、ミニSL運転、制服・キャラクター撮影会、鉄道部品展示。

 また、ステージイベントでは、日高市吹奏楽団、日高市立武蔵台中学校吹奏楽部、日高市高麗武蔵台囃子連の演奏、鉄道ものまね芸人として知られる立川真司さんのものまねライブ、「クラシックデュオ「スギテツ」ミニライブが行われる。

 会場には鉄道各社のブースが並び、グッズなどの販売が行われる。地元B級グルメとして飯能すいーとん・高麗鍋の販売、飯能商工会議所、日高市商工会の協力により地元商店が飲食・物産品を販売する。

 車両の主要部分の定期検査を行う施設として平成12年に開設した武蔵丘車両検修場は、東飯能駅~高麗駅間に位置し、敷地面積約8万4700平方メートル、建物面積約3万6000平方メートル。クレーンを使用しないトラバーサー方式での車体移動、ロボット、コンピュータ制御により各部品のチェック、清掃、修理などを行っている。

 フェスタ当日は会場への直通電車や飯能~高麗駅間の臨時電車が運行されるほか、飯能駅から無料送迎バスが運行される。高麗駅から徒歩12分、車での来場は不可。午前9時~正午に高麗駅を利用した来場者先着3000人へオリジナルクリアグッズがプレゼントされる。

 開催時間は午前9時半から午後3時半まで。入場無料。雨天決行。問い合わせは、西武鉄道お客さまセンター04・2996・2888へ。