暗かった内部に照明が設置された阿須ガード。拡幅整備は地区の悲願

暗かった内部に照明が設置された阿須ガード。拡幅整備は地区の悲願

 飯能市阿須、落合、前ヶ貫、岩渕の入間川右岸4自治会役員で組織された「県道富岡入間線道路整備促進協議会」(山﨑眞一会長)は、県道富岡入間線とJR八高線が交差する駿大西側の「阿須架道橋」(八高線阿須ガード)の早急な拡幅を求める要望を飯能県土整備事務所長に行った。

 要望活動には、この問題で昨年の7月県会で一般質問を行った内沼博史県議が立ち会った。

 県道富岡入間線は、入間市鍵山から西進し、途中飯能市の入間川右岸地区を通過、東京都青梅市に伸びる全長約9・4キロメートルの主要道。

 このうち、約4・5キロメートルの飯能市分については、入間市境付近に野球場や体育館などの運動施設、宮沢湖へのムーミンパーク建設で再び脚光を浴びている「あけぼの子どもの森公園」、駿河台大学などが立地する。

 こうしたスポーツ・レジャー施設などに加え、都県を繋ぐ都道府県道路という性格上、交通量は著しく多く、特に朝夕の通勤・通学時間帯や休祝日には、駿大近くの阿須ガード前後やその西側の阿須交差点付近などで渋滞が発生している。

 阿須ガードは長さ20メートルほどだが、大型車両が進入すると、一般車両はガードの手前でストップし、通過を待たなければならないなど幅員は5・5メートルと狭い。また、歩車道が分離されていないため、地住民ら歩行者がガードを通り抜けるにも絶えず危険が付きまとう。

 整備促進協は、地元阿須地区や沿線の長年の懸案事項である阿須ガードの拡幅を行政に働きかけるなどの目的で発足。阿須とそこから西側沿線の落合、前ヶ貫、岩渕の4自治会の住民代表である自治会長らが名を連ねている。

 県土整備事務所への要望には山﨑会長ら関係者に、昨年の県会一般質問で阿須ガード問題について質した内沼博史県議も同行した。

 要望書で整備促進協は、阿須ガードの実態を説明するとともに「大切な生活道路。特に歩行者や自転車が通行する際には車両が来ないことを確認しながらおそるおそる足早に通行している。過去に数件の人身事故が発生、非常に危険な状況となっている」と指摘、早急な拡幅を求めている。